立志舘大学

立志舘大学（りっしかんだいがく）

立志舘大学は、かつて広島県安芸郡坂町に本部を置いていた日本の私立大学です。2000年に設置されましたが、2003年に廃止されています。

概要

学校法人広島女子商学園が経営していた広島女子商短期大学を母体として、2000年4月に広島安芸女子大学として開校しました。しかし、開校当初から定員割れが深刻で、経営難に陥りました。

2001年には、ジェイク医療福祉技術専門学校（現在の郡山健康科学専門学校）などを運営する学校法人佐久間学園が経営支援を表明しました。これにより、2002年4月に男女共学化を行い、大学名を立志舘大学と改称しました。佐久間学園は、地元である郡山市への福祉系学部の新設なども計画していましたが、理事長による資金横領などが発覚し、同年10月に理事長が辞職、佐久間学園も支援から撤退しました。

その結果、経営は行き詰まり、立志舘大学は2003年3月に一度も卒業生を出すことなく廃校となりました。廃校時点で在籍していた学生は、呉大学（2009年4月より広島文化学園大学に名称変更）が受け入れました。

現在、立志舘大学のキャンパスは、広島文化学園大学の施設として使用されています。

年表

2000年 - 広島安芸女子大学が開校
2002年 - 共学化に伴い、立志舘大学に校名変更
2003年 - 廃校

学部

経営学部

関連項目

一度も卒業生を出さずに廃止になったまたはそう思われる大学・短期大学
久我山大学
中部短期大学
湘南工業短期大学
浦和商業短期大学
広島翔洋高等学校（かつて系列校だった高校。現在は別法人）
山口福祉文化大学（学校法人佐久間学園の後身である学校法人こおりやま東都学園が経営支援）

脚注

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外部リンク

学校法人広島文化学園
* 広島文化学園大学

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