立正大学グリークラブ

立正大学グリークラブの魅力と歴史

立正大学グリークラブは、混声合唱団として1955年に立正大学で創立されました。初めは男声合唱団として活動が始まりましたが、1964年から名称を「立正大学グリークラブ」と改め、混声合唱団へと変わりました。その後、1965年には第1回目の定期演奏会を実施し、現在までに50年以上にわたって活動を続けています。

経歴と実績

この合唱団は、全日本合唱コンクールに毎年参加し続ける常連としてその名を馳せており、高い評価を受けてきました。特に、2001年には金賞やカワイ賞、文部大臣奨励賞、NHK賞などを獲得し、その後も定期的に金賞を受賞するなど優れた成果を上げています。演奏会は、2020年1月時点で55回に達しました。

指揮者は山脇卓也氏、ピアニストは篠田千晶氏が担当しており、彼らのもとでクラブはさらなる発展を遂げています。

主な演奏会とイベント

立正大学グリークラブは、毎年2月に定期演奏会を開催しており、全国各地のコンクールや合唱祭などにも積極的に参加しています。これまでの演奏会では、OB・OGとの合同演奏なども行われ、世代を超えた交流を大切にしています。

委託作品と初演

また、グリークラブは多数の委託作品や初演も行ってきました。代表的な作品には、宮沢賢治作詞、鈴木輝昭作曲の「組曲・原体剣舞連」や、草野心平作詞、千原英喜作曲の「Cosmic Elegy for chorus」などがあります。これらの作品は、クラブの活動の一環として新たな音楽文化の創造にも寄与しています。

現在の活動

近年もグリークラブは、新進気鋭の作曲家とのコラボレーションを重ねつつパフォーマンスの成果を広げています。特に、震災後の復興支援を目的とした演奏会など、社会貢献にも積極的に努めています。また、国際的な交流にも目を向けており、イェール大学合唱団との共演など、多様な文化を取り入れながら活動を続けています。

このように、立正大学グリークラブは高い音楽性と充実した活動内容で、多くの人々に愛され続けています。全日本合唱コンクールでの成功や、定期演奏会の充実が示す通り、グリークラブは今後もさらなる成長が期待される団体です。これからも、多様な音楽表現を楽しみながら、さらに多くの人々に感動を与えていくことでしょう。

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