立霧主山

立霧主山（りつむしゅざん、たっきりぬしやま）

立霧主山は、台湾花蓮県秀林郷に位置する標高3,070mの山です。この山は、中央山脈から東に延びる支脈上にあり、奇莱北峰と帕托魯山のほぼ中間に位置しています。かつては台湾百岳の中で93位にランクインしていました。

山容の特徴

立霧主山の山容は、尖った険しい岩山であることが特徴です。山頂には巨岩や奇岩が多く見られ、その独特な景観が登山者たちを魅了しています。山頂には三等三角点が設置されています。

登山ルート

現在、主に利用されている登山ルートは複数あります。

松雪楼前入口（奇莱登山口）からのルート: 合歓山の松雪楼前にある奇莱登山口からスタートし、黒水塘鞍部、奇莱北峰、月形池、磐石山、そして太魯閣大山の北側の鞍部を経由するルートです。
慈母橋側の入口（岳王亭登山口）からのルート: 中横公路の慈母橋側にある岳王亭登山口からスタートし、1号索道、0キロの工寮、9キロの工寮、12キロの研海林道、そして乾水池営地を経由するルートです。

これらのルートは、それぞれ異なる景観や難易度を提供しており、登山者の経験や体力に合わせて選択できます。立霧主山は、その険しい山容と美しい自然景観から、多くの登山者に愛されている山の一つです。登山を計画する際は、十分な準備と計画を立て、安全に登山を楽しんでください。

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