竜香のあぶない8時

竜香のあぶない8時

「竜香のあぶない8時」は、2001年10月から2020年12月までの約19年間にわたり、北陸放送で放送されていたラジオ番組です。この番組は、リスナーとのふれあいを大切にしたフリートークが特徴で、毎週月曜日の夜に放送されていました。

プログラムの構成

番組は、竜香と相方であるアナウンサーが進行し、様々なテーマについて楽しく語り合うスタイルで展開されました。特に注目すべき点は、毎週プレゼント企画で、リスナーが参加できるチャンスが提供されることでした。プレゼントは、主に米永グループ提供の紫水晶があり、番組の中盤で案内される電話受付期間に、リスナーは自らの名前と電話番号、また特定の合言葉を用いて応募する形になっていました。

このコーナーでは先着30名が受付され、選ばれたリスナーには電話を通じて竜香との会話を楽しむことができ、後日プレゼントが届けられるという形でした。こうした参加型企画は、リスナーとの距離を縮め、番組への親近感を育むことに寄与していました。

特別イベントとコラボレーション

2018年10月頃からの数ヶ月間、番組は山陽放送のラジオ番組『リンだとRiN太の土曜番長』とコラボレーションし、互いの番組をPRし合う機会もありました。同年12月には、他局のアナウンサーが電話出演するなど、交流の場が広がりました。

コロナ禍における放送変更

2020年4月には新型コロナウイルス感染拡大に対処するため、竜香は愛知県からの電話出演に切り替えられ、リモートでの放送が開始されました。7月にはスタジオに戻るものの、再度感染者が増加したことを受けて、8月の一部放送についても電話出演に戻されました。このような状況下でも、リスナーに楽しんでもらおうという工夫が続けられました。

放送中盤には、アナウンサーの大平がギター演奏を行い、番組の中に特別な音楽コーナーを組み込むこともありました。

番組の終焉

しかし、2020年12月、竜香は番組が19年3ヶ月の歴史に幕を下ろすことを告げました。2020年12月28日放送分をもって番組は終了し、竜香は「20年近くの歴史に区切りをつけることとなった」と振り返りました。

放送時間と特別な扱い

「竜香のあぶない8時」は、毎週月曜日の20:00から21:00まで放送されました。年末年始には、特別番組の影響を受けて通常放送が行われており、大晦日が最終月曜日に該当する年でも放送が続けられました。ただし、他の番組との調整により、その時々の状況に応じた放送内容が工夫されていました。

出演者

番組を支えたのは、竜香と大平だけでなく、多くのアナウンサーたちでした。2001年10月の開始時から数名のアナウンサーが参加し、それぞれ異なる魅力を持った声で番組を彩っていました。長い歴史の中で、様々な仲間たちがこの番組を作り上げてきたのです。

「竜香のあぶない8時」は、ただのラジオ番組以上の存在で、多くの人々に支持され続けた、思い出深いプログラムだと言えるでしょう。

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