竹山とよ子

竹山とよ子（現姓：永田）は、1961年 12月19日生まれ、宮崎県出身の元女子バスケットボール選手です。

宮崎県立小林高等学校に進学した竹山は、2年生の時に選抜大会で初優勝を飾りました。3年生になると、インターハイと国体でも優勝を果たし、高校バスケットボール界でその名を轟かせました。

高校卒業後、竹山は共同石油に入社し、バスケットボール選手としてのキャリアをスタートさせます。日本リーグでは、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得するなど、1年目からその才能を発揮しました。1981-82シーズンには、リーグのMVPにも輝き、日本を代表する選手としての地位を確立しました。

竹山は、全日本代表にも選出され、国際舞台でも活躍しました。オリンピックや世界選手権への出場は叶いませんでしたが、1986年のアジア競技大会に出場し、日本のバスケットボール界に貢献しました。

引退後は、母校である小林高校でアシスタントコーチを務め、後進の育成に尽力しました。彼女の指導を受けた選手の中には、将来を嘱望される逸材も現れています。

竹山は、日本人初のWNBAプレイヤーである萩原美樹子が憧れの選手として名前を挙げていたことでも知られています。萩原は、竹山のプレースタイルやバスケットボールに対する情熱に感銘を受けたと語っています。

1986年アジア競技大会