竹林館

株式会社竹林館

株式会社竹林館は、大阪市北区に本社を構える日本の出版社です。同社は「関西からの知の発信」をテーマに掲げ、「美しい本」の創り手として知られています。

沿革

1974年、大阪の詩人である水口洋治によって創業されました。創業当初は、詩集などを出版する小規模な出版社でしたが、左子真由美が参画して以降、関西方面の作家との繋がりを活かし、書籍化の依頼を受けることで成長を遂げました。1978年頃には株式会社として法人化されています。

同社は、1974年に詩の雑誌『PO』を創刊しました。季刊発行の総合詩誌として、2022年春までに184号を数え、現在も刊行を継続しています。

発刊書籍の種類

竹林館は、多岐にわたるジャンルの書籍を出版しています。

詩歌（個人詩集、詩歌アンソロジー）
エッセイ、評論、小説、童話
社会、教育、哲学、宗教
写真集、画集
一般書、ビジネス書、趣味・生活の書
自然科学、ソフィア叢書（学術書）
関西詩人協会の出版物（左子が旧代表）、および関連団体の詩集

書籍・会社の報道

竹林館の書籍や会社に関する報道も多数あります。

2017年8月26日、奥村和子・楫野政子著『みはてぬ夢のさめがたく―新資料でたどる石上露子』が産経新聞夕刊で紹介されました。
2019年12月6日、読売新聞朝刊にて『恋して、歌ひて、あらがひて』の著者である奥村和子さんが、「歌人・露子尽きぬ魅力」というテーマで大きく取り上げられました。
近藤貴洋画集『Parisの色』が、2021年1月16日付の中日新聞で書評され、2020年10月26日付の「文化通信」でも紹介されました。
梅澤智恵子詩集『ひろがる　ひろがる』に収録されている「かくれんぼ」が、『子どものための少年詩集2020』（銀の鈴社）の優秀作品に選定されました。
2021年1月10日、関西詩人協会による2020アンソロジー『いのちを抱いて歩もう ―コロナを克えて！―』が発刊され、2021年2月1日付の「文化通信」、1月23日付の「毎日新聞」夕刊、2月7日付の「大阪民主新報」に記事が掲載されました。

関連項目

日本の出版社一覧
PO (雑誌))

外部リンク

出版社 竹林館 - 公式ホームページ
竹林館の出版物 総目録
* 出版社 竹林館 (chikurinkan) - Facebook

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