竹田真理子

竹田真理子は、6月7日生まれ、北海道札幌市出身の日本の漫画家です。彼女は1983年、「なかよしデラックス」2月号に掲載された『おじゃましま〜す』(第24回新人まんが賞入選)でプロデビューを果たしました。

デビュー後、竹田真理子は少女漫画雑誌「なかよし」を中心に、数多くの作品を発表しました。1980年代には、『MOMOウェルカム!』(1985年)、『倫敦館夢だより』(1985年)、『いつかグリーンパラダイス』(1986年)、『いちごみるく3』(1987年-1988年)、『涙をラッピング』(1987年-1988年)、『ぽてとちっぷ』(1988年)、『りんごの星時間』(1988年、原作・藤本ひとみ)、『レモンの休日』(1989年)、『アマリリス』(1990年)、『アイネ・クライネ』(1991年)、『たんぽぽのティアラ』(1992年)など、バラエティ豊かな作品を手がけました。

1990年代半ばからは、活動の場を女性向け漫画雑誌へと移し、より幅広い読者層に向けた作品を発表しています。ジュールコミックスからは『結婚の鉄人』、KC KISSからは『すてきな奥さん』、KCデザートからは『未来の天使たちへ』や『抱きしめてほしい』、BE LOVE KCからは原作・北原美貴子の『少しは、恩返しができたかな』、KCデラックスからは『お料理の守護霊』といった作品が刊行されています。

竹田真理子の作品は、少女漫画特有の可愛らしさに加え、ストーリー性やキャラクターの心理描写に深みがあるのが特徴です。初期の作品から、徐々に作風を変化させながら、少女漫画、女性漫画というジャンルを超えて、多くの読者に感動と共感を与え続けています。彼女の作品は、読者の心を温かくし、勇気づける力を持っていると言えるでしょう。

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