竹野康治郎

竹野 康治郎

竹野 康治郎（たけの こうじろう）は、1984年11月30日生まれ。埼玉県入間市出身。現在は朝日放送テレビ株式会社（ABC）の社員として勤務している。かつては同社のアナウンサー、スポーツ番組のディレクターとしても活動した、多様なキャリアを持つ人物である。

来歴

幼少期から野球に親しみ、小学4年生でリトルリーグに加入。法政大学第一高等学校（現・法政大学高等学校）では投手として活躍した。大学は法政大学文学部史学科に進学し、硬式野球部に所属。プロ野球選手として知られる大引啓次氏とは大学野球部の同期にあたる。大学時代には、ジャーナリズム分野で多くの人材を輩出している法政大学自主マスコミ講座にて18期生として学び、卒業時の学位授与式では、同じ講座の同期生である名越涼子氏とともに司会を務めるなど、早い段階からメディアへの関心と表現力を磨いていた。

大学を卒業した2007年4月、アナウンサーとして朝日放送株式会社（当時）に入社。同期には堀友理子氏がいる。アナウンサー時代は主にスポーツ番組を担当し、その情熱的な語り口で聴衆・視聴者に親しまれた。

2009年4月には、スポーツ部へ異動し、ディレクターとしてのキャリアを開始。制作の立場からスポーツに関わることとなる。ディレクターとして活動する傍ら、ABCラジオのサッカー番組『F.C.オフサイドトーク』には、取材報告という形で不定期に出演し、アナウンサー時代の経験も活かした。また、スカパー!で放送されるJリーグ中継のうち、朝日放送が制作協力するガンバ大阪のホームゲームでは、ディレクターとして制作現場を指揮した。

2013年4月からは、朝日放送（現・朝日放送テレビ）の東京支社にあるテレビ営業部に所属。メディアビジネスの側面から会社を支える役割を担った。2018年4月の朝日放送グループの再編に伴い、新設された朝日放送テレビ株式会社へ転籍している。

2018年6月からは、株式会社朝日新聞社との間で行われる相互人事交流の一環として、同社の総合プロデュース室デジタル推進チームへ約2年間出向。メディア企業間の連携や、デジタル分野における新たな取り組みに貢献した。出向期間満了後、朝日放送テレビの営業局東京営業部に戻り、現在は生活情報関連サイト「Onnela」（オンネラ）向けのセールスなどを担当。これまでの多様な経験を活かし、デジタルメディアを含む幅広い分野で活躍を続けている。

人物

身長180cm、血液型B型。双子の兄がいることが知られている。

主な担当番組

朝日放送アナウンサー時代

高校野球SUNSUNリポート（ABCテレビ・ABCラジオ、2007年・2008年に担当）
ムーブ! （ABCテレビ）
全力投球!!妹尾和夫です（ABCラジオ、2008年3月31日から2009年3月30日まで担当）
ABC朝日ニュース（ABCラジオ、ニュース読み）
ボーダーズチェイン（スカイ・A sports+）

スポーツ部ディレクター時代

F.C.オフサイドトーク（ABCラジオ） - 「ディレクターズリポート」のコーナーにて、取材報告として不定期に出演。
* Jリーグ中継（スカパー!） - 朝日放送が制作協力するガンバ大阪ホームゲーム中継において、ディレクターを担当。

これらの活動を通じて、竹野氏はスポーツ、放送制作、営業、そしてデジタルメディアと、多岐にわたる経験を積み重ね、現在の朝日放送テレビにおける重要な役割を担っている。

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