笑ってよ

光GENJIの11枚目のシングルとして1990年11月3日にポニーキャニオンから発売された「笑ってよ」は、恋人の悩みに寄り添い、相談に乗る男性の心情を歌った楽曲です。この曲は、対象年齢層を高めに設定した内容であり、それまでの光GENJIの楽曲とは一線を画しています。

楽曲の大きな特徴は、終盤など曲の要所で畳みかけるドラムです。このドラムが、楽曲にダイナミックさと疾走感を与え、聴く人を惹きつけます。また、メンバーの中で山本淳一のみソロパートがないという点も、この曲の特筆すべき点と言えるでしょう。

カップリング曲には「水彩画」が収録されています。この曲は、シングル曲の候補にも挙がっていたほどの完成度の高い楽曲で、「笑ってよ」とはまた違った魅力を放っています。

「笑ってよ」は、オリコンシングルチャートで1位を獲得し、グループにとって最後の1位獲得作品となりました。この記録は、1994年3月21日にSMAPが『Hey Hey おおきに毎度あり』で1位を獲得するまで、ジャニーズ事務所所属アーティストの1位獲得に3年4ヶ月の空白期間を生むこととなり、その記録は長く語り継がれることとなりました。

公称売上枚数は19.2万枚を記録しています。

収録曲は以下の通りです。

1. 笑ってよ (3:50)
作詞：三浦徳子 作曲・編曲：馬飼野康二

2. 水彩画 (4:39)
作詞：真名杏樹 作曲：都志見隆 編曲：米光亮

「笑ってよ」は、光GENJIの新たな一面を見せるとともに、彼らの音楽性の幅広さを示す楽曲として、今もなお多くのファンに愛され続けています。

[外部リンク]
笑ってよ-STARTO ENTERTAINMENT|STARTO_ENTERTAINMENT公式サイト

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