笙乃茅桜

笙乃 茅桜（しょうの ちお）

笙乃茅桜は、元宝塚歌劇団雪組の娘役として多くの観客を魅了した女優です。三重県伊勢市で生まれ育ち、伊勢女子高等学校（現・伊勢学園高等学校）を卒業。身長は159cmで、愛称は「ひーこ」です。彼女の華やかなキャリアは2004年の宝塚音楽学校入学から始まり、2006年には第92期生として宝塚歌劇団に入団しました。入団時の成績は48人中19番であり、多くの才能あふれる同期と切磋琢磨しながら成長しました。同期には宙組のトップスター真風涼帆や元花組トップ娘役蘭乃はななどがいます。

笙乃の初舞台は、2006年の宙組『NEVER SAY GOODBYE』であり、その後雪組に配属されました。スタートから注目を浴びる存在となり、彼女は多くの舞台作品で活躍しました。2008年には、1期上の冴輝ちはやと共に、TAKARAZUKA SKY STAGE第7期スカイフェアリーズを務め、ファンの間での知名度をさらに高めました。

彼女の主な舞台には、以下のような作品があります。

• - 2007年の『エリザベート』新人公演での黒天使役
• - 2010年の『ソルフェリーノの夜明け』新人公演におけるシスター・アンヌ役
• - 2011年の『黒い瞳』ではパルミラ役を演じました。
• - 2012年の『フットルース』でサラを演じ、多くの観客を圧倒しました。
• - 2014年の『伯爵令嬢』ではウージェーヌ役を務め、その存在感を示しました。

笙乃の舞台でのパフォーマンスは、演技力や歌唱力だけでなく、彼女の持つ独特な存在感と表現力によって支えられていました。彼女は、多数の新作や再演の舞台で様々な役柄を演じ、観客からの支持を得てきました。

笙乃は2021年4月11日に、東京での「fff-フォルティッシッシモ-」東京公演の千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団しました。彼女の退団は多くのファンにとって大きな悲しみであり、彼女の新たな旅立ちを応援する声も多く寄せられました。

退団後の笙乃は、舞台活動を続けるか、また別の道を進むか未知な部分もありますが、宝塚歌劇団での経験は彼女にとって貴重な財産となっていることでしょう。これからの笙乃の活躍に期待が寄せられています。彼女のInstagramは(@shono_chio)でフォロー可能であり、今後の活動情報やプライベートの様子なども発信しています。笙乃の舞台に対する情熱は止まることがなく、新しいリーグへと向かっていることでしょう。

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