笠原寛貴

笠原寛貴のプロフィールと経歴

笠原寛貴（かさはら ひろき）は、1989年4月8日生まれで福岡県出身のサッカー審判員です。彼は主にJリーグや国際大会で審判を務める国際主審として知られています。プロフェッショナルレフェリーやVAR、AVARの担当審判でもあります。

サッカーとの出会いと成長

笠原は小学校時代からサッカーに親しみ、地元のクラブチームで活動を始めました。福岡市立老司中学校および福岡県立筑紫高等学校ではサッカー部に所属し、チームの一員として競技の楽しさを経験しました。サッカーに対する情熱が高まり、さらに深い知識を求めて、2012年には国際医療福祉大学福岡リハビリテーション学部（現在の福岡保健医療学部）を卒業しました。

審判への道

大学卒業後、笠原は日本サッカー協会（JFA）が提供する審判員養成プログラム「レフェリーカレッジ」の10期生として入学。2014年には修了し、1級審判員の資格を取得しました。この資格をもとに、2016年からJ3リーグで主審としてのキャリアをスタートしました。彼の初めての主審は、2016年3月13日の鹿児島ユナイテッドFC 対 カターレ富山戦で、見事に試合を裁きました。

その後、2017年にはJ2リーグに進出し、さらに2019年にはJ1リーグでも数試合を担当しました。特に2019年5月26日には大分トリニータ対川崎フロンターレ戦でJリーグ初の主審を務め、その後も多くの試合での経験を積んでいきました。

国際審判員としての活動

笠原寛貴は2020年に国際サッカー連盟（FIFA）から国際審判員として認定され、その翌年にはプロフェッショナルレフェリー契約を締結するなど、国際的な舞台でも多くの試合を担当しています。彼は多様な大会に参加しており、2022年にはキリンカップサッカー、AFF三菱電機カップ、AFC U20アジアカップ2023予選、AFC U17アジアカップ2023予選などの審判を務めました。

主な担当試合

• - Jリーグ(J3)

- 初主審：2016年3月13日 鹿児島ユナイテッドFC対カターレ富山戦

• - Jリーグ(J2)

- 初主審：2017年8月26日 ジェフユナイテッド千葉対FC岐阜戦

• - Jリーグ(J1)

- 初主審：2019年5月26日 大分トリニータ対川崎フロンターレ戦

• - その他の国際試合

- 2023年にはAFF U-23選手権やAFCカップの審判を担当する予定です。

今後の展望

笠原寛貴は今後も、国内外の重要な試合で裁判を行い、サッカーの公正を守る役割を果たすことが期待されています。彼の成長と実績は、福岡県出身のサッカー審判員としての一つの誇りであり、今後の活躍に注目が集まっています。

もう一度検索