第1回-第40回全日本吹奏楽コンクール課題曲一覧

全日本吹奏楽コンクール課題曲一覧（第1回～第40回）

全日本吹奏楽コンクールは、一般社団法人全日本吹奏楽連盟と朝日新聞社が主催する、日本最大規模の吹奏楽コンクールです。この記事では、コンクールの黎明期から発展期にあたる第1回（1940年）から第40回（1992年）までの課題曲に焦点を当て、その詳細をまとめています。

課題曲とは

全日本吹奏楽コンクールでは、参加団体が演奏する楽曲として、主催者によって選定された「課題曲」が存在します。課題曲は、その年のコンクールのテーマや、吹奏楽の発展に寄与する目的で選ばれ、参加団体は課題曲と自由曲を組み合わせて演奏することで、その技術や音楽性を競います。

課題曲は、作曲家への委嘱作品や、既存の楽曲のアレンジなど、様々な形態があります。また、課題曲の難易度や音楽性は、その年のコンクールのレベルや、参加団体の技術力などを考慮して決定されます。

第1回（1940年）～第10回（1962年）の課題曲

この期間の課題曲は、戦中・戦後の社会情勢を反映したものが多く、愛国的な楽曲や、希望に満ちた楽曲などが選ばれています。また、日本の吹奏楽の黎明期にあたるため、欧米の楽曲のアレンジなども多く見られます。

第11回（1963年）～第20回（1972年）の課題曲

この期間は、日本の高度経済成長期にあたり、吹奏楽の技術も大きく発展しました。課題曲も、より高度な技術を要するものや、音楽性の高いものが選ばれるようになり、日本の吹奏楽のレベルアップに貢献しました。

第21回（1973年）～第30回（1982年）の課題曲

この期間は、吹奏楽の多様化が進んだ時期であり、課題曲も、様々なジャンルの楽曲が選ばれるようになりました。また、日本の作曲家によるオリジナル作品も増え、日本の吹奏楽の独自性が確立されていきました。

第31回（1983年）～第40回（1992年）の課題曲

この期間は、吹奏楽の国際化が進んだ時期であり、海外の作曲家による作品や、海外の民族音楽を取り入れた楽曲などが選ばれるようになりました。また、デジタル技術の導入により、音響効果や演出なども高度化し、吹奏楽の表現力が大きく向上しました。

課題曲一覧（詳細）

各回の課題曲の詳細な曲名、作曲者名、楽曲解説などは、以下のリンクから参照できます。

全日本吹奏楽コンクール課題曲
全日本吹奏楽コンクール課題曲音源
全日本吹奏楽コンクール課題曲一覧（第41回～第68回）

外部リンク

一般社団法人 全日本吹奏楽連盟

本記事が、全日本吹奏楽コンクールの歴史と課題曲について理解を深める一助となれば幸いです。

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