第111航空隊 (海上自衛隊)

海上自衛隊第111航空隊

第111航空隊は、海上自衛隊航空集団の直轄部隊であり、唯一の航空掃海部隊として、岩国航空基地に所在しています。英語名は「Mine Countermeasures Helicopter Squadron 111」です。

主な任務は、港湾や航路の安全を確保するため、機雷による脅威を排除することです。また、航空機の機動力と収容能力を活かし、人員や物資の輸送も行います。さらに、特別警備隊の作戦支援も重要な任務の一つです。

- 1974年2月16日：航空集団直轄部隊として、下総航空基地でV-107Aヘリコプター7機と91名の隊員で編成されました。
- 1989年 9月1日：下総航空基地から岩国航空基地へ移駐しました。
- 1990年 3月30日：MH-53Eヘリコプターが配備され、V-107Aは全機退役しました。
- 1995年 6月6日：相模湾での掃海訓練中に、MH-53E（8626号機）が機内火災を起こし、不時着水後に水没。搭乗員8名が殉職するという痛ましい事故が発生しました。
- 2004年3月13日：部隊創設30周年記念行事が開催されました。
- 2008年 3月25日：MCH-101ヘリコプターが配備されました。
- 2017年 3月3日：MH-53Eヘリコプターが全機退役しました。
- 2018年 3月23日：第111列線整備隊が廃止されました。

第111航空隊は、以下の組織で構成されています。

主要幹部に関する情報は、現在提供できません。

第111航空隊が過去に運用した主な航空機は以下の通りです。

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