第13回統一地方選挙

第13回統一地方選挙

1995年4月、全国で行われた第13回統一地方選挙は、日本の地方自治体における首長や地方議会議員の改選を目的に実施されました。この選挙は、2回に分けて行われ、特に兵庫県は阪神・淡路大震災の影響で特異な日程を組まれました。

選挙日程

前半選挙

• - 3月23日：都道府県知事選挙の告示
• - 3月26日：政令指定都市の市長選挙の告示
• - 3月31日：道府県議会選挙及び指定都市の市議選の告示
• - 4月9日：投票日

後半選挙

• - 4月16日：一般市長及び市議の選挙告示、東京都特別区の区長と区議会の選挙告示
• - 4月20日：町村長と町村議会の選挙告示
• - 4月23日：投票日

実施地区

4月9日執行

• - 知事選挙：13都道府県（北海道、岩手県、秋田県、東京都、神奈川県、福井県、三重県、大阪府、鳥取県、島根県、福岡県、佐賀県、大分県）
• - 政令指定市市長選挙：札幌市
• - 道府県議会議員選挙：43道府県（兵庫県、沖縄県及び茨城県、東京都議会を除く）
• - 市議選：神戸市と北九州市を除く10市（合計713議席）

4月23日執行

• - 市長選挙、特別区長選挙、区議会議員選挙、町村長選挙、町村議会選挙

選挙結果

前半選挙結果

知事選挙の投票率は55.12%で、当選者には、北海道の堀達也氏や東京都の青島幸男氏などが含まれました。

道府県議会選挙の投票率は56.23%で、無投票当選者も多数見受けられました。政令指定都市の市長選挙では札幌市の桂信雄氏が当選を果たしました。

後半選挙結果

後半選挙は1995年4月23日に行われ、地元市区長選挙の投票率は59.84%、市区町村議選の投票率は59.61%でした。特に兵庫県では地震の影響を受けて6月11日に選挙が行われ、當時、唯一の女性市長であった北村春江氏が芦屋市長に再選されました。

略称について

政党の略称がいくつか存在し、自民党は「自民」、新進党は「新進」、日本社会党は「社会」、新党さきがけは「さき」、日本共産党は「共産」、自由連合は「自連」と略されています。公明党には略称は存在しません。

この第13回統一地方選挙は、日本の地方政治において重要な変革をもたらし、その後の政局に大きく影響を与えました。

もう一度検索