第16回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

第16回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

1986年3月26日から30日の間、代々木第二体育館や学習院大学体育館、成城高校体育館、世田谷学園高校体育館にて、全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会が開催されました。今回の大会は、男子と女子の部があり、それぞれのカテゴリーで全国の強豪校が激しい戦いを繰り広げました。

出場校と試合結果

男子部門

男子の大会では、福岡大学附属大濠が初めての優勝を飾りました。彼らの活躍は目覚ましく、特に決勝戦では興南を92対67という大差で下しました。試合は大きな盛り上がりを見せ、観客もその熱気に包まれていました。

試合概要

• - 1回戦: 様々なチームがそれぞれの持ち味を発揮し、厳しい戦いが繰り広げられました。
• - 2回戦: 福岡大学附属大濠と興南が圧倒的な強さで勝利。
• - 準々決勝:

- 福岡大学附属大濠 91 - 69 北陸
- 興南 77 - 68 興誠
- 京北 80 - 66 東海大学第四
- 洛南 78 - 73 能代工業

• - 準決勝:

- 福岡大学附属大濠 68 - 66 洛南
- 興南 70 - 68 京北

• - 3位決定戦:

- 京北 81 - 78 洛南

• - 決勝:

- 福岡大学附属大濠 92 - 67 興南

試合の中で特に注目を集めたのは、福岡大学附属大濠の選手たちでした。大会ベスト5には、納富浩二や田中輝明といった選手が選ばれ、彼らのプレーは観客を魅了しました。

女子部門

女子部門でも昭和学院が4度目の優勝を成し遂げました。彼女たちは決勝で明星学園を56対49で打ち破り、見事な試合を展開しました。

試合の流れ

• - 1回戦や2回戦では、多くの接戦がありました。
• - 準々決勝:

- 明星学園 72 - 52 札幌静修
- 薫英 48 - 41 名古屋短期大学付属
- 甲子園学院 58 - 55 東京成徳短期大学附属
- 昭和学院 94 - 67 東亜学園

• - 準決勝:

- 明星学園 60 - 58 薫英
- 昭和学院 83 - 70 甲子園学院

• - 3位決定戦:

- 甲子園学院 58 - 41 薫英

• - 決勝:

- 昭和学院 56 - 49 明星学園

女子部門でも、米本昌恵や村松麻理子といった選手が大会のベスト5に選ばれ、その活躍が光りました。

まとめ

この大会は全国の若きバスケットボール選手たちにとって、卓越した技術や精神を競う舞台となり、各校の選手たちが日々の努力の成果を証明する機会となりました。また、観客にとっても熱い試合を目の当たりにできる絶好のチャンスだったことでしょう。大会の成功は今後の高等学校バスケットボールのさらなる発展に寄与することが期待されます。

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