国際野球連盟(IBAF)が主催する主要な国際野球大会の一つであるインターコンチネンタルカップ。2006年には、この大会の第16回目が開催されました。大会は、
台湾中部にある台中市を舞台に、2006年
11月9日から
11月19日までの期間、およそ10日間にわたって実施されました。
開催地と使用球場
今大会の試合は、以下の二つの野球場で行われました。
台中野球場
台中インターコンチネンタルスタジアム
出場国・地域
世界各地から以下の8つの国と地域の代表チームが参加し、野球の世界一を目指して競い合いました。開催国はチャイニーズタイペイです。
オーストラリア
キューバ
イタリア
日本
韓国
オランダ
フィリピン
チャイニーズタイペイ(開催国)
大会の形式
大会は、全8チームによる総当たりの予選リーグ(ラウンドロビン方式)からスタートしました。予選リーグの上位チームが、その後に続く決勝トーナメントへと進出しました。また、予選リーグの結果に応じて、5位から7位までの順位を決定するための試合も行われました。
予選リーグの結果
予選リーグでは、各チームが激しい戦いを繰り広げました。以下に、予選リーグの各試合結果を日付順に記します。
キューバ 3 - 2 オランダ
韓国 10 - 0 フィリピン(6回コールド)
日本 4 - 3 オーストラリア(延長10回)
イタリア 13 - 3 チャイニーズタイペイ
11月10日
オーストラリア 12 - 2 フィリピン(8回コールド)
キューバ 8 - 1 韓国
日本 4 - 3 チャイニーズタイペイ
オランダ 10 - 8 イタリア
11月11日
キューバ 9 - 0 イタリア
チャイニーズタイペイ 4 - 2 オーストラリア
オランダ 22 - 0 フィリピン(7回コールド)
日本 2 - 1 韓国
11月12日
チャイニーズタイペイ 9 - 7 韓国(延長12回)
日本 3 - 0 オランダ
キューバ 24 - 0 フィリピン(7回コールド)
オーストラリア 8 - 7 イタリア(延長13回)
11月14日
キューバ 6 - 3 日本
イタリア 9 - 0 フィリピン
オーストラリア 10 - 9 韓国
オランダ 4 - 2 チャイニーズタイペイ(延長10回)
11月15日
日本 6 - 3 イタリア
オランダ 13 - 2 韓国(8回コールド)
キューバ 13 - 0 オーストラリア(4回悪天候コールド)
チャイニーズタイペイ 14 - 0 フィリピン(6回悪天候コールド)
11月16日
イタリア 5 - 1 韓国
日本 17 - 0 フィリピン(6回コールド)
オランダ 4 - 3 オーストラリア(延長11回)
チャイニーズタイペイ 4 - 3 キューバ
これらの予選リーグの結果を受けて、上位チームが決勝トーナメントへの進出権を獲得しました。
決勝トーナメントおよび順位決定戦
予選リーグ終了後、上位チームによる決勝トーナメントが行われ、優勝チームが決定しました。また、予選リーグで敗退したチームの中には、5位から7位までの順位を争う決定戦が行われました。
関連項目
この大会に関連する情報として、「第16回
IBAFインターコンチネンタルカップ日本代表」などが挙げられます。