第24回全日本高等学校女子サッカー選手権大会

第24回全日本高等学校女子サッカー選手権大会概要

2016年1月3日から10日まで、神戸市を中心とした兵庫県で開催された第24回全日本高等学校女子サッカー選手権大会は、日本全国から集まった女子高生たちが熱戦を繰り広げる大規模な大会です。この大会は日本サッカー協会や全国高等学校体育連盟、そして地元の神戸市と教育委員会の主催で行われ、さらに多くの後援、協賛がありました。

主催・主管団体

大会は公益財団法人日本サッカー協会、公益財団法人全国高等学校体育連盟、神戸市および神戸市教育委員会が主催しました。主管は一般財団法人兵庫県サッカー協会と兵庫県高等学校体育連盟が担当し、さらには文部科学省や兵庫県なども後援。第一三共ヘルスケアやダイハツ工業、ナイキジャパンといった企業が協賛し、スポーツニッポン新聞社が報道を行いました。

競技方法

大会はノックアウト方式で、試合は3位決定戦を行わず、勝敗がつかなかった場合の処理方法も各ラウンドごとに規定されていました。1回戦から準々決勝は80分、準決勝以降は90分で行われ、今大会では延長戦がある決勝を除き、PK戦によって勝敗が決定されました。これにより、選手たちは高い緊張感の中で勝利を目指し、技術を競い合いました。

試合会場

試合は主に以下の会場で行われ、多くのファンが生き生きとしたプレーを見届けました。

• - ノエビアスタジアム神戸（準決勝、決勝）
• - 兵庫県立三木総合防災公園陸上競技場（1回戦～準々決勝）
• - みきぼうパークひょうご第1球技場（1回戦）
• - その他複数の球技場

組み合わせ抽選

組み合わせ抽選は2015年11月24日に日本サッカーミュージアムで実施されました。この際、前年大会の決勝カードである日ノ本学園と常盤木学園が1回戦で対戦することとなり、結果的に進行上の不手際があり、再抽選が行われましたが、再び同じ組み合わせになりました。

日程・結果

大会は各ラウンドごとにトーナメント方式で進められました。初戦を勝ち抜く度に、選手たちの緊張感と期待も高まっていき、最終的に勝ち上がった学校がこの大会の栄冠を手にしました。

テレビ中継

今大会はTBS系列により地上波、BS、CSにおいて中継され、決勝戦は初めて全国ネットで放送され、美しいプレーを全国に届けました。各試合を振り返るダイジェスト番組も放送され、多くのファンの関心を集めました。解説者には元女子代表選手たちが名を連ね、試合の見どころを伝えました。

このように第24回全日本高等学校女子サッカー選手権大会は、選手たちが地域の代表として誇りを持ち、貴重な経験を積む素晴らしい機会となるイベントでした。

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