1973年3月29日から31日まで、
全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会が開催されました。この大会は東京の代々木体育館別館や
学習院大学体育館を舞台に行われ、男子では広島商業が、女子では津女子が初の優勝を果たしました。
出場校と試合結果
男子の部
大会には全国から様々な学校が参加し、熱戦を繰り広げました。男子の試合結果は以下のとおりです。
1回戦
準々決勝
- - 中央大学附属 78 - 68 帯広柏葉(延長戦)
- - 岐阜農林 55 - 54 明治大学付属中野
- - 相模工業大学附属 97 - 92 能代工業
- - 広島商業 66 - 64 高松商業
準決勝
- - 岐阜農林 70 - 65 中央大学附属
- - 広島商業 78 - 73 相模工業大学附属
3位決定戦
- - 中央大学附属 84 - 78 相模工業大学附属
決勝
男子の優勝校である広島商業は、準決勝でも強さを見せ、決勝で岐阜農林を下して初の全国制覇を遂げました。
女子の部
女子も熱戦が繰り広げられ、以下のような試合結果が出ました。
1回戦
準々決勝
- - 大曲 72 - 57 東京成徳
- - 津女子 85 - 43 鹿児島女子
- - 大妻 61 - 42 篠ノ井
- - 鶴鳴女子 65 - 47 日立女子
準決勝
- - 津女子 61 - 45 大妻
- - 大曲 57 - 52 鶴鳴女子
3位決定戦
決勝
津女子は準決勝を勝ち抜き、決勝戦では大曲を僅差で下して見事優勝を果たしました。
大会ベスト5
大会での活躍が認められた選手たちの中から、次の選手が選出されました。
男子
- - 湯川修蔵 (広島商業 No.4・2年生)
- - 藤村善文 (広島商業 No.5・2年生)
- - 森田恭弘 (岐阜農林 No.・2年生)
- - 丸田博 (中央大学附属 No.・2年生)
- - 千村隆 (相模工業大学附属 No.4・2年生)
女子
- - 伊藤加代 (津女子 No.・2年生)
- - 山下幸子 (津女子 No.・2年生)
- - 鈴木紀子 (大曲 No.・2年生)
- - 堀田順子 (大曲 No.・2年生)
- - 羽田野京子 (鶴鳴女子 No.4・2年生)
参考文献
この大会に関する詳細は、朝日新聞縮刷版
1973年3月号及び4月号にて取り上げられています。