第30回全日本大学女子サッカー選手権大会

第30回全日本大学女子サッカー選手権大会

第30回全日本大学女子サッカー選手権大会（通称：インカレ女子サッカー）は、2021年12月24日から2022年1月6日まで、兵庫県と東京都で行われました。この大会は、女子大学サッカー界の最高峰を決定するものであり、参加する大学チームにとって非常に重要なイベントです。例年通り7年連続で年またぎでの開催となっています。

大会概要と運営団体

本大会は、公益財団法人日本サッカー協会（JFA）と一般財団法人全日本大学女子サッカー連盟（JUWFA）が主催しており、朝日新聞社が協力しています。また、兵庫ラウンドは関西学生女子サッカー連盟が、東京ラウンドは関東大学女子サッカー連盟が主管しています。さらに、日刊スポーツ新聞社が後援し、株式会社モルテンと株式会社アイズ・カンパニーが協賛しています。

競技方法と規定

大会は、JFAのサッカー競技規則に基づいて実施され、各参加チームはノックアウト方式で競い合います。特筆すべきは、3年連続で3位決定戦が行われないことです。もし単一大学の選手が11名に満たない場合には、条件を満たせば合同チームでの参加が認められます。選手交代は、登録した9名以内から最大5名まで可能です。

試合の流れは、1回戦から準々決勝までは、規定の時間内で勝敗が決しない場合に限りPK戦を行います。しかし、準決勝以降で勝敗がつかない場合は、20分間の延長戦を行い、それでも決着がつかない場合にはPK戦が行われます。

スケジュールとイベント

大会の地域予選は、8月28日から11月16日まで行われ、東北、関東、東海、関西ではリーグ戦、中国地方はトーナメント戦、九州地方はリーグとトーナメント戦、北信越と四国地方は順位決定戦が実施されました。シード権は、強豪地域の予選上位チームに与えられ、昨年失った東海のシード権も復活しました。組合せは11月24日に発表されました。

出場チームとトーナメント

トーナメントは、兵庫ラウンドと東京ラウンドに分かれて行われ、シードチームが設定されています。同地域同士の1回戦での対戦は避けられ、より戦略的な試合運びが期待されます。

東京ラウンドでは、味の素フィールド西が丘で決勝戦が行われます。

結果と表彰

大会では、フェアプレー賞が準決勝進出チームの中から選出され、競技の公正性が評価されます。また、得点王も特に注目されるポイントです。

配信情報

全試合はYouTubeのJUWFAチャンネルでライブ配信され、多くのファンがリアルタイムで試合を楽しむことができます。

関連項目

本大会は、女子サッカーのユース世代や代表チームにとって重要な位置付けを持っており、U-23、U-20日本女子代表やユニバーシアード女子代表などの育成にも寄与しています。本大会に続く関連大会として、皇后杯や全日本U-18女子サッカー選手権大会などがあります。

公式ウェブサイトや関連情報を通じて、女子サッカーの更なる発展を応援し、未来のスター選手たちを応援しましょう。

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