第305施設隊

第305施設隊の概要

第305施設隊は、陸上自衛隊の一部として岡山県岡山市北区にある三軒屋駐屯地に駐屯しています。この部隊は第4施設団の隷下に位置し、その役割は主に施設工事や災害支援活動を担当しています。

編成と指揮

隊長は2等陸佐が務めており、数個の施設小隊で構成されています。
主な編成としては、以下の部隊が存在します。

• - 施設小隊（C）「機動支援」：この小隊は主に攻撃支援を行います。
• - 施設小隊（D）「築城・障害」：防御に特化した支援を担当します。
• - 渡河・交通小隊：渡河を支援し、交通の確保を行います。

また、全ての車両には「305施設」の表示がされています。

歴史的背景

第305施設隊の起源は1999年、善通寺駐屯地において第8施設群の廃止と改編によって新たに編成されたことに遡ります。その後、2004年には後方支援体制が整備され、整備部門が中部方面後方支援隊第104施設直接支援大隊第2直接支援隊に移管されました。

2006年には第305施設隊が善通寺駐屯地から三軒屋駐屯地に移駐し、部隊の機能を強化することとなりました。2008年には築城小隊と障害小隊が廃止され、新たに即応予備自衛官を主体とした第302施設小隊が編成されましたが、2017年にはこの小隊も廃止され、現在は3個の小隊体制に移行しています。

整備支援部隊

第305施設隊は、中部方面後方支援隊第104施設直接支援大隊第2直接支援隊と連携しており、これも三軒屋駐屯地に所属しています。この部隊は2004年から支援任務を担当しています。

廃止部隊

第305施設隊の歴史の中で、いくつかの部隊が廃止されています。
2008年3月26日には築城小隊と障害小隊が廃止され、2017年3月27日には即応予備自衛官訓練を行っていた第302施設小隊が終了しました。

まとめ

第305施設隊は、陸上自衛隊の防衛機能を支える重要な部隊として、長い歴史を有しており、様々な任務に従事しています。今後もその役割は続いていくことでしょう。陸上自衛隊の施設科部隊として、さまざまな災害や緊急事態に対応できるよう、日々訓練を重ねています。

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