第31回全日本高等学校女子サッカー選手権大会

第31回全日本高等学校女子サッカー選手権大会

2022年12月30日から2023年1月8日まで、兵庫県内の神戸市を中心に行われた第31回全日本高等学校女子サッカー選手権大会は、日本全国の女子高校サッカーチームが集結し、ノックアウト方式で優勝を目指して競い合いました。

主催・主管団体

本大会は、公益財団法人日本サッカー協会、公益財団法人全国高等学校体育連盟、そして神戸市が主催し、一般財団法人兵庫県サッカー協会と兵庫県高等学校体育連盟が主管を担当しました。このように、多くの団体が連携し、選手たちのために大会運営が行われました。

競技方法と試合スケジュール

大会の競技方法はノックアウト方式で行われ、参加チームは1回戦から決勝まで、勝ち抜き方式で進出しました。特に、3位決定戦は実施されておらず、勝者のみが次のラウンドに進む形となりました。各試合の試合時間は以下の通りです：

• - 1回戦〜準々決勝：80分（40分ハーフ）
• - 準決勝以降：90分（45分ハーフ）

試合が引き分けとなった場合のルールも設けられており、1回戦から準決勝ではPK戦によって勝敗を決定し、決勝は20分の延長戦が行われ、それでも決着がつかない場合はPK戦へと移ります。

試合会場

大会は神戸の主要なスポーツ施設で実施され、以下の会場が使用されました：

• - ノエビアスタジアム神戸（準決勝・決勝）
• - 三木総合防災公園（陸上競技場、準々決勝まで）
• - いぶきの森球技場（1回戦）
• - 五色台運動公園（1回戦）

これらの施設では、広々としたプレー環境が提供され、選手たちはそれぞれの大会でのパフォーマンスを最大限に発揮する場面が見られました。

出場校と組み合わせ

組み合わせの抽選は2022年11月25日に行われ、多くの高校から参加がありました。各試合のトーナメント結果は、地元メディアや大会の公式ページでも詳細に報告されていました。

大会応援とメディア

この大会には、FANTASTICS from EXILE TRIBEのメンバーである中島颯太が大会応援リーダーとして就任し、さらに盛り上げに貢献しました。また、TBSテレビ系列にて試合の中継が行われ、ハイライト番組も数回放送され、多くの視聴者に大会の模様が届けられました。

• - 1月3日：1回戦〜準々決勝ハイライト
• - 1月5日：準決勝ハイライト
• - 1月8日：決勝戦の生中継

解説には元サッカー日本女子代表の川澄奈穂美氏が登場し、リアルタイムでの試合進行も担当しました。また、関連番組「バース・デイ」では、大会の様子や選手たちに焦点を当てた特集も放送されました。

インターネット配信

加えて、全試合がParaviでライブ配信され、全国各地のファンがリアルタイムで試合を観戦することが可能でした。

このように、2022年の女子高校サッカーの最高峰を誇った大会は、参加者や観客にとって特別な思い出が生まれる場となりました。選手たちはそれぞれのチームのために全力を尽くし、感動的な瞬間を多くのファンと共有したことでしょう。

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