第32回全国高等学校ラグビーフットボール大会

第32回全国高等学校ラグビーフットボール大会

1953年1月に西宮球技場で開催された第32回全国高等学校ラグビーフットボール大会は、日本国内の高校ラグビーの祭典として重要な位置を占めています。この大会は多くの高校が参加し、厳しい戦いが繰り広げられる場となっています。

大会の意義とルール

今大会では新たなルールが導入され、従来の同点時に反則数の少ない方が勝ちになる方式が終了しました。この変更は試合の結果をより明確にするものであり、観客や選手たちにとっても新しい戦略を必要とする要素となりました。

参加チーム

本大会には北海道から九州まで、全国各地の高校が参加しました。具体的には、北見北斗高校（北海道）、高松高校（岩手県）、秋田市立高校（秋田県、初出場）、日大二高校（東京都、20年ぶりの出場）、慶應高校（神奈川県、10年ぶり11回目の出場）、魚津高校（富山県、初出場）、津工高校（三重県、初出場）、光風工高校（和歌山県、初出場）、淀川工高校（大阪府、初出場）、天理高校（奈良県、2年連続11回目の出場）、山口高校（山口県、5年ぶり3回目の出場）、松山商高校（愛媛県、初出場）、福岡高校（福岡県、3年ぶり17回目の出場）、上野丘高校（大分県、初出場）、熊本工高校（熊本県、2年連続3回目の出場）が名を連ねました。そして、前年度の優勝校は秋田工高校（秋田県、7年連続19回目）です。

試合結果

1回戦

• - 山口 0-33 日大二
• - 上野丘 3-17 秋田工
• - 福岡 14-0 高松
• - 淀川工 9-6 秋田市立
• - 津工 6-23 熊本工
• - 松山商 3-0 魚津
• - 光風工 8-17 北見北斗
• - 天理 3-16 慶應

2回戦

• - 日大二 6-12 秋田工
• - 福岡 9-0 淀川工
• - 熊本工 3-0 松山商
• - 北見北斗 16-6 慶應

準決勝

• - 秋田工 5-5 福岡（反則数で秋田工が勝ち抜け）
• - 熊本工 3-9 北見北斗

決勝

秋田工が北見北斗に8-0で勝利し、2年連続7回目の優勝を果たしました。

まとめ

このように、第32回全国高等学校ラグビーフットボール大会は新たなルールの導入や多くの高校の参加により、高校ラグビーの魅力を再認識させる場となりました。特に、秋田工の優勝は多くのラグビーファンにとって印象深い出来事となり、今後の大会への期待感を高める結果となりました。大会の結果や詳細は、公式サイトや記録の資料で確認することができます。

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