第34回日本カーリング選手権大会
第34回日本カーリング選手権大会
第34回日本カーリング選手権大会は、2017年1月30日から2月5日にかけて長野県軽井沢町の軽井沢アイスパークにおいて開催されました。本大会は、カーリング界の最高峰を決定する重要なイベントであり、今年の大会からは地域推薦枠が廃止され、ダイレクトに参加資格を獲得したチームが集まりました。
参加チームの構成
大会では前年度の準優勝チームであるチーム東京とチーム富士急が出場するほか、各ブロック予選（北海道、東北、関東、中部、西日本）を勝ち抜いた合計9チームが競い合いました。男子の優勝者は、2017年4月にカナダ・アルバータ州エドモントンで開催される世界男子カーリング選手権への出場権を得ることができます。女子の優勝チームには、2017年の世界女子カーリング選手権への出場権は提供されませんでしたが、平昌オリンピックへの道が開かれる重要な大会となりました。前年優勝のLS北見が優勝すればそのままオリンピック代表に選出され、その他のチームが優勝した場合には、2017年9月に予定される日本代表決定戦に委ねられることになっていました。
この大会では、男子の部でSC軽井沢クラブが5年連続で8回目の優勝を達成し、女子の部では中部電力カーリング部が3年ぶりに5回目の優勝を果たしました。
大会形式
大会の形式はラウンドロビン方式で進行し、9チームが総当たり戦を行い、その結果上位4チームが決勝トーナメントに進出します。トーナメントは、予選での順位に基づいてプレイオフシステム（ページシステム）で進められます。ラウンドロビンは10エンド、タイブレークの試合は8エンドで行い、各エンドにはシンキングタイムが30分、各チームには1回のタイムアウトが与えられます。
ラウンドロビンでの順位は以下の優先順位に従い決定されます。まず勝率が考慮され、次に直接対決の結果が、最後にDSC（Draw Shot Challenge）が使用されます。
男子出場チーム
男子のラウンドロビン順位表は、各チームがしのぎを削る中で形成されました。決勝トーナメントの組み合わせは以下のように行われました。
女子出場チーム
女子部門のラウンドロビン順位表もまた、強豪チーム同士の激しい争いを反映しています。女子の決勝トーナメント日程は次の通りです。
この大会を通じて、選手たちの熱戦が繰り広げられ、カーリングの荘厳な魅力と技術が存分に示されました。選手たちが日々の努力を賭けたこの舞台は、観客にとっても忘れられない経験となったことでしょう。
もう一度検索
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。