第35回全国高等学校ラグビーフットボール大会

第35回全国高等学校ラグビーフットボール大会

第35回全国高等学校ラグビーフットボール大会は、1956年1月に西宮球技場で行われた重要なイベントです。この大会は、その後の大会開催数や参加校数の推移にも影響を与えました。

大会の概要

今大会は参加校が16校であったため、次回からは参加校数が32校に倍増される決定的な大会となりました。その背景には、全国の高校ラグビーの人気が高まっていたことがあり、より多くの学校が競技に参加する流れが生まれました。各校は例年通りの練習を重ね、本大会に臨みました。

出場校一覧

以下は、今大会に出場した高校ラグビーチームの一覧です。常連校から初出場の学校まで、様々なチームが名を連ねています。

• - 北見北斗（北海道）: 2年連続6回目
• - 盛岡工（岩手県）: 6年連続6回目
• - 秋田工（秋田県）: 10年連続22回目
• - 高崎（群馬県）: 5年ぶり3回目
• - 保善（東京都）: 3年連続7回目
• - 魚津（富山県）: 4年連続4回目
• - 一宮商（愛知県）: 初出場
• - 天理（奈良県）: 2年ぶり13回目
• - 天王寺（大阪府）: 2年連続14回目
• - 兵庫（兵庫県）: 2年連続10回目
• - 萩商工（山口県）: 初出場
• - 新田（愛媛県）: 初出場
• - 福岡工（福岡県）: 初出場
• - 上野丘（大分県）: 4年連続4回目
• - 熊本工（熊本県）: 5年連続6回目
• - 前年度優勝校: 慶應（神奈川県）: 4年連続14回目

各試合の結果

大会は1回戦から始まり、各チームが真剣に戦いました。以下は試合結果の概要です。

1回戦の結果

• - 兵庫 0 - 8 高崎
• - 天理 24 - 0 一宮商
• - 天王寺 0 - 12 保善
• - 熊本工 5 - 0 盛岡工
• - 新田 3 - 12 魚津
• - 福岡工 0 - 25 秋田工
• - 萩商工 0 - 52 北見北斗
• - 上野丘 16 - 3 慶應

2回戦の結果

• - 高崎 10 - 6 天理
• - 保善 19 - 3 熊本工
• - 魚津 3 - 33 秋田工
• - 北見北斗 22 - 3 上野丘

準決勝の結果

• - 高崎 0 - 24 保善
• - 秋田工 24 - 0 北見北斗

決勝戦の結果

大会のクライマックスとして行われた決勝戦では、秋田工が保善に対し14-0で勝利し、3年ぶりに8回目の優勝を果たしました。

まとめ

第35回全国高等学校ラグビーフットボール大会は、参加校数の変革とともに、未来のラグビー界を見据えた重要な大会であったと言えるでしょう。この大会が、新たな才能を発掘し、ラグビーの普及に寄与したことは間違いありません。関係者や選手たちの努力に感謝し、今後の若手選手の活躍に期待したいところです。

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