第35回日本カーリング選手権大会

第35回日本カーリング選手権大会は、2018年1月28日から2月4日にかけて、北海道名寄市の北海道立サンピラーパークで開催された国内カーリングの主要な大会です。

概要

この大会は、日本カーリング協会の方針により、2018年平昌オリンピックに日本代表として出場するSC軽井沢クラブ（男子代表）とロコ・ソラーレ（女子代表）が不参加となりました。そのため、前年度優勝チーム（男子は準優勝チーム）、開催地推薦、そして各ブロック予選（北海道、東北、関東、中部、西日本）を兼ねた大会で勝ち抜いた9チームが出場し、日本一の座を争いました。

男子の部ではteam IWAI（札幌国際大学）が、女子の部ではチーム富士急が、それぞれ初優勝を飾りました。両チームには、それぞれ2018年世界男子カーリング選手権大会（アメリカ合衆国・ネバダ州ラスベガス開催）と2018年世界女子カーリング選手権大会（カナダ・オンタリオ州ノースベイ開催）への日本代表としての出場権が与えられました。

今大会からの変更点として、3位決定戦は行われず、準決勝で敗退したチームが自動的に3位となる方式が採用されました。

大会形式

大会は、まず9チームによる総当たりリーグ戦（ラウンドロビン）が行われ、上位4チームが決勝トーナメントに進出します。

決勝トーナメントでは、予選の1位から4位のチームがページシステム（プレイオフシステム）で対戦し、優勝チームを決定します。ラウンドロビンおよび決勝トーナメントの各試合は10エンド制で、各チームにはシンキングタイム38分とチームタイムアウト1回が与えられます。

ラウンドロビンの順位は、以下の優先順位で決定されます。

1. 勝率
2. 直接対決の勝敗
3. DSC (Draw Shot Challenge)

大会結果

男子と女子それぞれの参加チーム、ラウンドロビン順位表、決勝トーナメントの結果は以下の通りです。

(実際の順位表やトーナメント結果は、元のデータに記載されていません)

この大会は、オリンピック代表チームが不在の中、新たな力が台頭し、世界選手権への切符を掴むという、非常に見ごたえのある大会となりました。

外部リンク

第35回全農日本カーリング選手権大会
公益社団法人 日本カーリング協会

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