第37回日本カーリング選手権大会

第37回日本カーリング選手権大会の概要

第37回日本カーリング選手権大会は、2020年2月8日から16日まで長野県軽井沢町の軽井沢アイスパークにて開催されました。この大会では、カーリングにおける日本一を決定する重要なイベントが行われ、参加チームの熱戦が繰り広げられました。

優勝チーム

男子部門では、北海道コンサドーレ札幌が2年連続で優勝を果たし、これが彼らにとっては2回目の日本一の栄冠となりました。女子部門では、ロコ・ソラーレが優勝し、4年ぶりに大会制覇を達成しました。この勝利により、ロコ・ソラーレは2020年3月にカナダ・プリンス・ジョージで開催予定だった世界女子カーリング選手権への出場権を獲得しましたが、残念ながら新型コロナウイルスの影響でこの世界選手権は中止となりました。

男子チームに関しても、世界最終予選での敗退により2020年世界男子カーリング選手権の出場権は有効ではありませんでしたが、こちらも同様に大会が中止されたため、出場の機会は失われました。

出場チームの選考

今大会から出場資格が大きく変更され、開催地推薦枠がなくなり、北海道ブロックの出場枠も3枠から1枠に減少しました。新たにワールドカーリングツアー（WCT）のランキングで上位のチームが参加できる枠や、ワイルドカード枠が採用されました。出場枠の内訳は以下の通りです。

• - 前年度優勝（1チーム）
• - 前年度準優勝（1チーム）
• - ワールドカーリングツアー（WCT）最上位（1チーム）
• - ブロック代表（5チーム）

- 北海道ブロック：1
- 東北ブロック：1
- 中部ブロック：1
- 関東ブロック：1
- 西日本ブロック：1

• - ワイルドカード（1チーム）

大会形式

本大会は、予選ラウンドロビン（リーグ戦）を9チームで総当たり戦形式で行い、その結果上位4チームが決勝トーナメントに進出します。決勝トーナメントは予選での順位に基づいてプレーオフ形式で行われ、優勝チームが決定します。全ての試合は10エンドで進行し、シンキング時間やチームタイムアウトなども設定されています。

予選ラウンドの順位は、次の順序で決まります：
1. 勝率
2. 直接対決の勝敗
3. DSC（Draw Shot Challenge）

男子チームの出場

懸念される順位表や詳細なルールの下、男子チームたちが熱戦を繰り広げました。ワイルドカード出場決定戦は各ブロックのトーナメント形式で行われ、北海道大学が勝利し、ワイルドカード枠にて本戦進出が決定しました。

女子チームの出場

女子部門についても同様に、ワイルドカード決定戦が行われ、チーム東京が勝利してワイルドカード枠で本戦に進出しました。彼女たちもまた、厳しいトーナメントを経て決勝戦へ進みました。

決勝トーナメント結果

男子決勝戦は2月15日、女子決勝戦は2月16日に実施され、それぞれのチームが栄光を目指して競い合いました。

このように、2020年の日本カーリング選手権大会は、新たなルールのもとでの厳しい戦いが展開され、選手たちの高い技術と精神力が試される大会となりました。日本カーリングの未来を担う若手選手たちにも大きな刺激となることが期待されます。

もう一度検索