第4外人連隊

第4外人連隊について

第4外人連隊（4e régiment étranger）は、フランス陸軍の外人部隊に属する重要な管理連隊で、オード県カステルノダリに駐屯しています。この連隊は、主に新兵の基礎的な軍事訓練を行う役割を担っており、各種の専門教育も提供しています。連隊では新兵に約4ヶ月間の訓練を施し、それに加えて下士官への昇進訓練も行われます。

入隊する際、新兵は最初の契約期間として5年間の任務を交わしますが、希望があれば契約満了後にも追加で6ヶ月から最大5年間、契約を延長することが可能です。

沿革

第4外人連隊は1920年にモロッコで設立され、1941年には第4外人准旅団への改編が行われました。その後、連隊は第一次インドシナ戦争（1946年から1954年）に参戦し、1948年からは第4外人歩兵連隊としての活動を開始しました。アルジェリア戦争にも参加し、1962年までその任務を継続しました。1964年にレガーヌ核実験場が閉鎖された際に連隊は解散されましたが、1976年にはカステルノダリにて再編成され、現在に至ります。

部隊編成

第4外人連隊は以下のような部隊構成を持っています：

• - 連隊本部
• - 第1新兵教育中隊
• - 第2新兵教育中隊
• - 第3新兵教育中隊
• - 第4下士官教育中隊

- 伍長訓練課程（A、B、C小隊）
- 軍曹訓練課程（A、B小隊）
- 軍曹歩兵戦闘課程（CT1 00）

• - 第5専門技能教育中隊

- 通信無線電信課程
- 医療衛生課程
- 車両整備課程
- 調理師課程
- 文書課程
- 自動車教習課程（普通、大型、大型牽引、バス）
- その他（体育課程、倉庫管理課程、武器管理課程等）

• - 業務中隊

このように連隊は新兵だけでなく、個々の専門技術も学ぶ場を提供しており、全体での定員は約590名の教官や助教、約390名の訓練兵、さらに約330名の志願者から構成されています。

主要装備

第4外人連隊では、いくつかの主要な装備が使用されています。その一部は以下の通りです：

• - GIAT BM92-G1
• - FA-MAS
• - 12.7mm重機関銃
• - P4
• - TRM 2000
• - TRM 10000
• - GBC 180

このような装備を駆使し、第4外人連隊はフランス陸軍において重要な役割を果たしていることがわかります。各国から集まる志願者たちがここで訓練を受け、国際的な舞台での任務に備えています。

関連項目

この部隊はフランス軍及びフランス陸軍と密接に関連しており、北大西洋条約機構（NATO）の枠組みの中での活動も行っています。

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