第4高射特科群

第4高射特科群の概要

第4高射特科群は、北海道名寄市に位置する陸上自衛隊の部隊で、第1高射特科団に属します。この部隊は、地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型を運用し、主に北部方面隊の地域における防空任務を担当しています。群長には1等陸佐（二）が任命されており、部隊の指揮と管理を行っています。

設立と沿革

この部隊は1972年3月24日に設立され、第1特科団の第118特科大隊が改編される形で新たに編成されました。当初はM1 90mm高射砲を装備していましたが、その後の技術革新により、改良ホークへの換装が計画され、1982年には複数の高射中隊と支援隊が組織改編を受けました。

1996年にはさらに進化した改良ホーク改善Ⅲ型への換装が完了し、2000年までの間に部隊の整備支援体制が変更されました。これに伴い、105高射直接支援隊が廃止され、整備部門は新たな支援隊に移管されることとなりました。

部隊構成

本部と附属部隊

• - 第4高射特科群本部

- 本部管理中隊「4高群-本」
- 中隊本部
- 群本部勤務班
- 運用小隊
- 管理小隊
- 通信レーダ小隊
- 衛生小隊
- 補給班

高射中隊

• - 第315高射中隊「4高群-315」
• - 第316高射中隊「4高群-316」
• - 第317高射中隊「4高群-317」
• - 第318高射中隊「4高群-318」

整備支援部隊

• - 第304高射搬送通信中隊「304高搬通」
• - 北部方面後方支援隊第101高射直接支援大隊第2直接支援中隊「101高直支-2」

装備

第4高射特科群は、以下の主要な装備を有しています。

• - 地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
• - 対空戦闘指揮装置
• - 対空レーダ装置 JTPS-P14
• - 73式トラックシリーズ（小型、中型、大型）
• - 89式5.56mm小銃
• - 84mm無反動砲
• - 防護マスク4型

これにより、部隊は多様な状況に対応できる高い能力を保持しています。部隊の目標は、厳密な防空任務を遂行し、地域の安全保障に寄与することです。

重要なリンク

• - 名寄駐屯地ホームページ

(外部リンクは適宜更新されます)

そのため、第4高射特科群は、陸上自衛隊の中でも重要な役割を果たしており、地域の防空や自衛能力の強化に貢献しています。

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