第5回スーパーボウル

第5回スーパーボウルの概要

1971年1月17日、アメリカフロリダ州マイアミにあるマイアミ・オレンジボウルで第5回スーパーボウルが開催されました。この試合は、AFLとNFLが合併した後に行われた初のスーパーボウルとして位置付けられています。対戦は、AFCチャンピオンのボルチモア・コルツとNFCチャンピオンのダラス・カウボーイズという構図で行われました。

ボルチモア・コルツがダラス・カウボーイズを16-13で下し、スーパーボウル初制覇を達成しました。この試合のMVPには、なぜか敗れたカウボーイズからラインバッカーのチャック・ハウリーが選ばれました。このMVP受賞は、スーパーボウル史上唯一、敗戦チームからの選出であります。

開催地の決定

第5回スーパーボウルの開催地は、1970年3月17日にホノルルで行われたオーナー会議で決定されました。この会議での合意によって、フロリダ州マイアミが舞台として選ばれました。この決定は、スーパーボウルの開催地を巡る競争を楽しみに待つファンたちにとって、大きなニュースとなりました。

試合経過

試合は、両チームのターンオーバーの応酬となりました。特にカウボーイズのクレイグ・モートンは、第4クオーターにインターセプトを3回も喫するという苦しい展開となります。しかし、カウボーイズはマイク・クラークの2本のフィールドゴールによって先手を奪い、6-0とリードしました。その後、コルツのQBジョニー・ユナイタスからの75ヤードのタッチダウンパスが決まるも、トライフォーポイントは失敗に終わり、逆転には至りませんでした。前半を終えて、カウボーイズが13-6とリードしていました。

試合の後半、第4クオーターに突入すると、コルツはトム・ノワツキーの2ヤードのタッチダウンランによって同点に追いつきました。両チームのスコアは13-13となります。残り時間僅か9秒、コルツの新人キッカー、ジム・オブライエンが32ヤードのフィールドゴールを成功させ、ボルチモア・コルツは劇的な勝利を収めました。

試合を通じて、両チームは合わせて11回のターンオーバー、14回のペナルティを犯すなど、荒れた内容となりましたが、結果的にはコルツが歴史に名を刻むことになりました。

スターティングラインアップとトーナメント表

試合の詳細については、スターティングラインアップやトーナメント表を参照することができます。これにより、選手たちのパフォーマンスや試合の流れをさらに詳しく理解することができるでしょう。

関連項目

より深くスーパーボウルの歴史に触れたい方は、ロビー・ニコルズやスーパーボウルの公式サイト（SuperBowl.com）などの外部リンクも訪れることをお勧めします。また、Super Bowl Vのプレイ・バイ・プレイを確認することも可能です。

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