第5航空団

第5航空団について

第5航空団は、航空自衛隊の西部航空方面隊に属する航空団の一つで、新田原基地（宮崎県児湯郡新富町）に司令部を置いています。主に九州南部から奄美群島にかけての空域における対領空侵犯措置を担っており、日本の空の安全を守る重要な役割を果たしています。

歴史

1959年1[[2月1日]]、松島基地で第5航空団が新編されました。その後、1961年7月15日に司令部を新田原基地に移駐しました。設立当初はF-86F戦闘機を運用していましたが、F-104J、F-15へと機種の変更が行われました。また、第7航空団隷下の部隊が一時的に編入されたり、逆に第7航空団に移駐するなど、部隊の編成にもいくつかの変遷がありました。

2000年には第202飛行隊が廃止されましたが、同隊が担っていた機種転換教育は、新田原基地に新編された航空教育集団直轄部隊である飛行教育航空隊第23飛行隊に引き継がれています。2016年には、百里基地の第7航空団第305飛行隊が新田原基地に移駐し、第5航空団の隷下に入りました。

2018年には、第305飛行隊に日本初の女性戦闘機パイロットが配属され、話題となりました。2024年度には、「臨時F-35B飛行隊（仮称）」の新編が予定されており、更なる戦力強化が見込まれています。

主な任務

第5航空団の主な任務は、領空に接近・侵入する国籍不明機に対する対領空侵犯措置です。この任務は、日本の平和と安全を守る上で非常に重要です。また、災害時には災害派遣も行い、国民の安全確保にも貢献しています。

2010年には宮崎県南部で発生した口蹄疫の流行で災害派遣され、消毒ポイントの運営支援などを行いました。

部隊編成

第5航空団は、以下の部隊で構成されています。

第5航空団司令部
監理部
人事部
防衛部
装備部
安全班
衛生班
副官
飛行群
第305飛行隊：F-15J/DJ・T-4
整備補給群（飛行教育航空隊の整備も担当）
検査隊
装備隊
修理隊
車両器材隊
補給隊
基地業務群
第5基地防空隊：基地防空地対空誘導弾・91式携帯地空誘導弾
飛行場勤務隊
施設隊
通信隊
管理隊
業務隊
会計隊
衛生隊

主要幹部

主要幹部については、具体的な情報は公開されていません。

脚注

現在、脚注の情報は提供されていません。

外部リンク

新田原基地ホームページ
* 航空自衛隊 新田原基地 (@JASDF_Nyutabaru) - Twitter

これらのリンクから、さらに詳しい情報を得ることができます。

第5航空団は、日本の空を守る重要な役割を担っており、隊員の皆様は日々任務に励んでいます。

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