第59回オールスター競輪

第59回オールスター競輪

第59回オールスター競輪は、2016年8月11日から15日の5日間、松戸競輪場（333mバンク）を舞台に開催されたGI競走です。正式名称は「平成28年熊本地震被災地支援競輪 第59回オールスター競輪」であり、被災地支援を目的とした競輪でした。

大会概要

今大会から、開催時期がお盆の時期へと変更されました。キャッチフレーズは「あの熱き時代を思い出せ！」で、オールドファンを意識した企画が多数実施されました。具体的には、過去に人気を博した「南関レディース」の限定復活、懐かしい選手入場BGMやファンファーレの使用などです。また、名輪会トークショーや滝澤正光トークショーなどのイベントも開催され、競輪ファンを楽しませました。

表彰式では、ドリームレースのプレゼンターを新田恵利（元おニャン子クラブ）が、決勝戦のプレゼンターを山本リンダが務め、華を添えました。

決勝戦

レース結果

2016年8月15日に行われた決勝戦では、以下の選手が上位入賞を果たしました。

優勝: 岩津裕介
2着: 稲垣裕之
3着: 中村浩士

レース展開

レースは、村上義弘が先行し、稲垣裕之が最終1コーナーから番手発進するという展開で進みました。ゴール寸前で岩津裕介が稲垣を捉え、見事GI初制覇を達成しました。稲垣は2着、4コーナーで中割りを試みた中村浩士は3着に入賞しました。

特記事項

松戸競輪場でのオールスター競輪開催は、前年に続き2年連続2回目となりました。
前年とは異なり、決勝戦の地上波中継は行われなかったものの、代替としてBS日テレで「第59回オールスター競輪決勝戦（GI）〜パンサーの「競輪中継」in松戸〜」が放送されました。
大会の目標売上額は前年同様の115億円でしたが、五日間の総売上は107億2067万3900円となり、目標には届きませんでした。お盆開催となった影響で、昨年比95.9％に留まりました。
リオデジャネイロオリンピックと開催時期が重なったため、日本選手団の中川誠一郎、渡邉一成、脇本雄太の3選手は大会に出場しませんでした。
グレード制導入後のGI競走としては初めて、九州地区の選手が一人も準決勝に進出することができませんでした。
決勝戦に進出した選手のうち、菅田壱道選手は今回がGI初優出となりました。

外部リンク

KEIRIN.JP 特設サイト
日刊スポーツ 特設サイト
第59回オールスター競輪（ＧⅠ）出場選手選考における推薦選手について

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