第65回ブルーリボン賞 (鉄道)

第65回ブルーリボン賞および第62回ローレル賞について

2022年の第65回ブルーリボン賞および第62回ローレル賞は、鉄道友の会によって選ばれました。日本国内で営業運転をしている新しい鉄道・軌道車両の中から、その年の特に優れた形式を選定するこの賞は、多くの鉄道ファンに注目されています。これらの賞の選定基準や受賞車両について詳しく見ていきましょう。

選定基準

ブルーリボン賞とローレル賞は、2021年1月1日から12月31日までの間に営業運転を開始した新形式の車両を対象とします。候補となる車両が選ばれる際の要件は、候補車両の時点で実際に営業運転を行っていることが基本となります。

2022年の選考では、5種類の車両が候補に挙がりましたが、例年に比べて候補数は少なく、この年は5車種での選定が行われました。これまでの数年では7から18車種が候補として挙げられていたので、異例の少なさといえます。

また、阿佐海岸鉄道のDMV93形気動車は、専ら鉄道事業または軌道事業に供されるものとして認められず、候補から外れました。この点は選考過程での重要な要素です。

受賞車両

ブルーリボン賞

第65回ブルーリボン賞を受賞したのは、京浜急行電鉄の1000形1890番台電車「Le Ciel」です。この車両は有効投票総数2854票の中から、最高得票を得て736票を獲得しました。つまり、鉄道ファンからの支持が非常に高かったことが伺えます。

ローレル賞

ローレル賞には、東京地下鉄の17000系と18000系電車、京阪電気鉄道の3850形電車が選ばれました。これらの車両はいずれも高水準の性能やデザインが評価されています。

まとめ

第65回ブルーリボン賞と第62回ローレル賞の選定は、鉄道業界における新しい動きや技術革新を示す重要なイベントです。新形式車両の選定プロセスは多くのファンにとって関心が高く、今後もこの賞を通じて優れた鉄道車両が認知され続けることが期待されています。

鉄道友の会の公式サイトでは、ブルーリボン賞やローレル賞の詳細情報が提供されていますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。

もう一度検索