第66回全国高等学校ラグビーフットボール大会

第66回全国高等学校ラグビーフットボール大会

1986年の12月28日から1987年の1月7日まで、近鉄花園ラグビー場で開催された第66回全国高等学校ラグビーフットボール大会。これは日本の高校ラグビー界で重要な位置を占める全国高校ラグビー選手権の一環であり、各地から集まった強豪校が熱戦を繰り広げました。

優勝校

今大会において、東京都の國學院久我山高校が優勝を果たしました。これは彼らにとって4回目の優勝となり、前回の優勝から4年ぶりの栄冠でした。

大会の流れ

大会は以下の日程で進行しました。初戦は12月28日から始まり、1月1日には3回戦が、1月3日に準々決勝、1月5日には準決勝、そして1月7日に決勝が行われました。

• - 1回戦：12月28日
• - 2回戦：12月30日
• - 3回戦：1月1日
• - 準々決勝：1月3日
• - 準決勝：1月5日
• - 決勝：1月7日

特に注目されるのは、今大会から大分舞鶴高校が98回大会まで連続で出場を続けることになります。これにより非常に長い間、彼らの影響力が全国の舞台に及びました。

試合のルール

試合は、2回戦までは各ハーフ25分のランニングタイムで行われ、その後の3回戦以降は30分のハーフでプレーされました。また、もし試合が同点で終了した場合は、抽選によって次回出場校が決まるという形式が取られていました。

試合結果

大会の主要な試合結果は以下の通りです。特に準決勝では、熊谷工業が12-7で大阪工業大学高等学校に勝利し、決勝進出を果たしました。

• - 準決勝：熊谷工 12 - 7 大阪工大高
• - 準決勝：国学院久我山 21 - 0 天理
• - 決勝：国学院久我山 22 - 6 熊谷工

関連試合

大会期間中に別途行われた第10回高校東西対抗試合も注目されます。この試合は、大会で特に活躍した選手たちが選抜され、東軍と西軍に分かれて行われる高校ラグビー版のオールスターゲームです。1987年の1月15日に国立競技場で行われ、東軍が26-6で西軍に勝利しました。

参考文献

大会の詳細な記録については、「日本ラグビー2005 平成16年～平成17年公式戦主要記録」(ISBN 4-583-03863-1)を参照することができます。また、毎日放送が運営する大会公式サイトには歴代優勝校の情報が記載されています。これにより、過去の大会の動向や優勝校の確認を行うことができます。

このように、第66回全国高等学校ラグビーフットボール大会は、多くの選手たちがその技術と情熱を披露した舞台であり、今後のラグビー界に影響を与える重要な大会となりました。

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