第69回国民体育大会

第69回国民体育大会の概要

第69回国民体育大会は、2014年に行われたスポーツの祭典で、長崎県を中心に栃木県と山形県での冬季競技も含まれています。この大会のテーマは、「長崎がんばらんば国体」で、スローガンは「君の夢 はばたけ今 ながさきから」というものです。この大会は1969年に開催された創造国体以来、長崎では45年ぶりの国体開催となりました。

大会の開催

大会は大きく分けて冬季大会と本大会の2部構成になっています。冬季スケート・アイスホッケー競技会は1月28日から2月2日まで栃木県日光市で、冬季スキー競技会は2月21日から24日まで山形県で行われました。本大会は10月12日から22日にかけて長崎県全体で開催され、計37の正式種目が実施されました。

大会の愛称とスローガン

冬季スケート・アイスホッケー競技会

• - 愛称: ひかりの郷 日光国体
• - スローガン: リンクに競う　夢と感動　広がる未来
• - 参加者数: 1,707名

冬季スキー競技会

• - 愛称: やまがた樹氷国体
• - スローガン: 樹氷輝き 人つどい 未来につなげ 君の元気
• - 参加者数: 1,809名

本大会

• - 愛称: 長崎がんばらんば国体
• - スローガン: 君の夢 はばたけ今 ながさきから

大会マスコット

大会にはそれぞれの競技会にちなんだマスコットが存在します。冬季スケート・アイスホッケー競技会のマスコット「とちまるくん」、冬季スキー競技会の「じゅっきーくん」、本大会の「がんばくん」と「らんばちゃん」がその名を馳せました。特に「がんばくん」は長崎の鳥、オシドリをモチーフにしており、応援歌「はばたけがんばくん」も制作され、開催の祭典でお披露目されました。

大会の準備と沿革

1997年に国体誘致委員会が発足し、2009年に長崎県での開催が決まった後、様々な準備とセレモニーが行われました。このような地域に根ざした国民体育大会は、ただのスポーツイベントではなく、地域振興やスポーツ振興に寄与していることを示しています。

総合成績

大会が終わった後、成績も発表されました。天皇杯では長崎県が1位を獲得し、皇后杯では東京都が1位、長崎県が2位という結果となりました。これにより、選手達の活躍が各地に知られることとなりました。

国民体育大会は、地域の特性を活かした競技を通じて、地域の絆を深め、未来のスポーツ振興を図る重要な役割を担っています。長崎の伝統と新しい物語が交差する素晴らしい大会でした。

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