第69回高松宮記念杯競輪

第68回高松宮記念杯競輪 レース詳細

2018年6月14日から17日にかけて、岸和田[[競輪場]]にて第68回高松宮記念杯競輪（GI）が開催されました。優勝賞金は2,890万円（副賞含む）。決勝戦では、壮絶なレースが繰り広げられました。

決勝戦の模様

レース概要

号砲とともに、村上博幸選手が先頭を奪い、誘導員の背後につけます。脇本雄太選手、三谷竜生選手、村上博幸選手、原田研太朗選手、山田英明選手、菅田壱道選手、吉澤純平選手、そして武田豊樹選手と木暮安由選手が競り合う展開となりました。青板の4コーナーで吉澤選手が誘導員を降ろし、単騎の菅田選手は6番手。打鐘前、後方に位置していた脇本選手が一気に仕掛け、近畿ラインが先頭に立ちました。

武田選手と木暮選手が競り合う中、3番手の村上選手が徐々に遅れ始め、レースは脇本選手と三谷選手の一騎打ちの様相に。ゴール寸前で三谷選手が脇本選手を捉え、GI連覇を達成しました。脇本選手が2着、最終1センターから捲った原田選手が3着に入りました。吉澤選手は6着に終わっています。

レース結果

1着：三谷竜生
2着：脇本雄太
3着：原田研太朗

大会のトピックス

開催地: 岸和田[[競輪場]]での高松宮記念杯競輪開催は、前年に続き2年連続4回目。
特別企画: 平成30年度特別競輪統一サイト「キン肉マン 超人ケイリン編」では、バッファローマンが今大会を担当。
テレビ中継: 地上波の決勝戦中継は「坂上忍の勝たせてあげたいTV 第69回高松宮記念杯競輪GI」として、日本テレビ系列全国ネットで放送。
プレゼンター: 表彰式では、元プロビーチバレー選手の浅尾美和さんがプレゼンターを務めました。
総売上: 4日間の総売上は、85億0991万6300円（目標は95億円）。
災害: 開催終了翌日の月曜朝、大阪府北部地震が発生し、交通機関に大きな影響が出ました。
選手表彰: 初日の開会式では、連続25回出場の神山雄一郎選手と、連続20回出場の渡邉晴智選手が表彰されました。
レースシステム: 本大会から準決勝の数が4レース（東西2レースずつ）に倍増されました。準決勝3着から決勝に進出したのは村上博幸選手。東準決勝・第11Rは、1着同着の結果となりました。
連覇ならず： 大会2連覇中だった新田祐大選手は、準決勝で敗退しました。
決勝初出場： 決勝メンバーには、今回がGI初優出となる選手はいませんでした。
異例の展開: 近年のGI決勝では珍しく、初手から番手競り（武田選手と木暮選手）が発生し、賛否両論を呼びました。武田選手と吉澤選手は同県の師弟関係、木暮選手は同地区という立場でした。
地元選手の活躍: 近畿地区所属選手の高松宮記念杯優勝は、稲川翔選手（2014年）以来。近畿地区での開催に限ると松本整選手（2004年）以来となりました。レース後、近畿の選手たちによって三谷選手に続き、脇本選手も胴上げされました。

外部リンク

第69回高松宮記念杯競輪GI特設サイト - 岸和田競輪
開催リーフレット pdf - 岸和田競輪
日刊スポーツ 特設サイト
* イー新聞競輪 特設サイト

まとめ

第68回高松宮記念杯競輪は、三谷竜生選手の劇的な勝利で幕を閉じました。レース展開や選手の活躍、大会の様々なトピックスを通じて、競輪の魅力を改めて感じさせる大会となりました。また、大阪府北部地震という災害も発生し、記憶に残る大会となりました。

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