第70期王座戦 (囲碁)

第70期王座戦の詳細

第70期王座戦は、2022年に行われた囲碁の王座戦です。挑戦手合では、井山裕太王座に余正麒八段が挑みましたが、井山王座が3連勝で防衛を果たし、通算8期目の王座獲得となりました。

大会概要

参加資格: 日本棋院または関西棋院に所属する全棋士
予選:
A-C：日本棋院・関西棋院でそれぞれ実施
最終予選：A-C突破者と前期本戦進出棋士（シード棋士除く）による合同予選
本戦: 最終予選突破者とシード棋士、計16名によるトーナメント戦
シード: 前期本戦決勝進出者2名と七大タイトル保持者
挑戦手合: 本戦トーナメント優勝者と王座による五番勝負
コミ: 6目半
持ち時間: 各3時間
主催: 日本経済新聞社、日本棋院、関西棋院
賞金: 1400万円

対局の経過

予選

日本棋院では、予選B, Cの抽選が2021年3月31日に行われ、2022年1月6日まで対局が行われました。予選Aは2021年12月13日に抽選、2022年2月28日まで実施されました。
関西棋院では、予選A, Bを通じて最終予選進出者を決定しました。

最終予選

2022年2月18日に抽選が行われ、5月9日まで対局が行われました。

本戦トーナメント

2022年4月27日に抽選が行われ、8月29日まで対局が行われました。
ベスト8に進出した棋士のうち、七大タイトル獲得経験者は羽根直樹九段と芝野虎丸九段の2名のみでした。その両者が2回戦で激突し、芝野九段が勝利しました。
挑戦者決定戦では、前期に井山裕太王座に王座を奪われた芝野九段と、6期ぶりに王座戦挑戦手合進出を目指す余正麒八段が対戦。余八段が勝利し、井山王座への挑戦権を獲得しました。

挑戦手合五番勝負

通算8期目の王座獲得を目指す井山裕太王座と、初の王座獲得を目指す余正麒八段の対戦。
過去、余八段は第64期王座戦でも井山王座に挑戦していますが、その際は3連敗を喫しています。
今シリーズも同じく、井山王座が3連勝で防衛を果たし、8期目の王座獲得となりました。

局	対局日	場所	勝者	手番		結果
-	--	--	--		-	--
1
2
3

※第3局で決着したため第4局・第5局は実施されず。
※黒：黒番 ／ 白：白番

関連情報

囲碁
日本の囲碁タイトル在位者一覧

外部リンク

日経囲碁サイト - 第70期王座戦 - 日本経済新聞
第70期王座戦 - 日本棋院
「第70期王座戦」予選A・B組み合わせ表 - 関西棋院

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