第73回全日本バレーボール高等学校選手権大会

第73回全日本バレーボール高等学校選手権大会、通称「春高バレー」は、2021年1月5日から1月10日までの6日間、東京体育館を舞台に熱戦が繰り広げられました。この大会は、高校バレーボールの頂点を決める大会として、毎年多くの注目を集めています。

今大会は、新型コロナウイルス感染症の影響により、日本バレーボール協会（JVA）、全国高等学校体育連盟（高体連）、そしてフジテレビなどが協議した結果、全試合が無観客で開催される異例の措置が取られました。通常、開会式は大会の幕開けを飾る重要なイベントですが、感染症対策のため、今回は実施が見送られました。

組み合わせ抽選会は、11月29日にオンライン形式で実施され、各チームの対戦カードが決定しました。選手たちは、画面越しに相手チームとの対戦が決まる様子を見守りました。

大会は、前半戦（準々決勝まで）と後半戦（準決勝以降）に分けられ、連日、激しい戦いが繰り広げられました。しかし、期間中には、東山高校の選手が体調不良を訴え、検温の結果、高熱であることが判明しました。このため、東山高校は3回戦を棄権せざるを得ない状況となりました。後に、当該選手は新型コロナウイルスに感染していたことが確認されました。大会運営には、感染症対策が徹底されていましたが、選手たちの健康管理には、最大限の配慮が求められました。

大会日程の詳細

2020年11月29日：組み合わせ抽選会（オンライン）
2021年1月5日：男女1回戦
1月6日：男女2回戦
1月7日：男女3回戦、準々決勝
1月9日：準決勝
1月10日：決勝、閉会式

大会結果

男子の部では、東福岡高校が圧倒的な強さを見せつけ、見事優勝を果たしました。決勝戦では、相手チームを寄せ付けない試合運びで、観客を魅了しました。一方、女子の部では、就実高校が接戦を制し、優勝の栄冠を手にしました。彼女たちの粘り強いプレーは、多くの人に感動を与えました。

詳細な試合結果については、以下をご覧ください。

男子結果

準決勝：対戦カード1、対戦カード2
決勝：東福岡高校が優勝

女子結果

準決勝：対戦カード1、対戦カード2
決勝：就実高校が優勝

この大会の模様は、フジテレビの大会サイトでも詳細に報道されており、白熱した試合の様子や、選手たちのインタビュー記事など、貴重な情報を見ることができます。また、SNS上でも、多くのファンが大会を盛り上げ、感動や興奮を共有しました。

今大会は、新型コロナウイルスの影響により、多くの制約がある中での開催となりましたが、選手たちはそれぞれの目標に向かって、全力を尽くしました。春高バレーは、高校生たちが情熱を注ぎ、青春を謳歌する舞台として、これからも多くの感動を届けてくれることでしょう。

関連情報

春高バレー 全日本バレーボール高等学校選手権大会 公式サイト
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