第77回毎日映画コンクール

第77回毎日映画コンクールについて

第77回毎日映画コンクールは、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社が主催する、日本映画を対象とした映画賞です。2022年1月1日から12月31日までの期間に、国内で14日間以上有料で上映された映画が選考の対象となりました。表彰式は2023年2月14日に東京都目黒区のめぐろパーシモンホールにて開催されました。

選考プロセス

選考は、一次選考委員と二次選考委員によって行われました。一次選考委員は、映画評論家やライター、ジャーナリストなど多岐にわたる分野の専門家で構成されています。二次選考委員は、作品部門、俳優部門、スタッフ部門、ドキュメンタリー部門、アニメーション部門に分かれ、それぞれの専門性に基づいて選考が行われました。

受賞結果

2022年12月21日に候補作品が発表され、2023年1月19日に受賞者が決定しました。各部門の受賞者は以下の通りです。

TSUTAYA DISCAS映画ファン賞

日本映画部門: 『チェリまほ THE MOVIE ～30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』
外国映画部門: 『トップガン マーヴェリック』

特別賞

中島貞夫

田中絹代賞

寺島しのぶ

その他の受賞について

各部門の受賞作品は、選考委員の厳正な審査によって選ばれました。受賞作品とノミネート作品の詳細については、公式サイトなどで確認できます。また、日本映画優秀賞と大藤信郎賞には、太字とダガーのマークが付けられています。

選考委員について

選考委員は、以下の通りです。

一次選考委員

相田冬二、秋本鉄次、秋山登、明智惠子、安藤紘平、石坂健治、石飛徳樹、石村加奈、磯貝正人、岩田和明、宇田川幸洋、内海陽子、浦崎浩實、襟川クロ、大高宏雄、大竹洋子、尾形敏朗、岡本耕治、鬼塚大輔、小野耕世、小野民樹、恩田泰子、賀来タクト、景山理、柏原寛司、金澤誠、川口敦子、川村夕祈子、きさらぎ尚、北川れい子、北小路隆志、木全公彦、木全純治、金原由佳、国弘よう子、古賀重樹、小菅昭彦、ミルクマン斉藤、佐藤雅昭、塩田時敏、鈴木元、関口裕子、高橋諭治、立花珠樹、立田敦子、田中千世子、田中文人、谷川建司、津島令子、稲垣都々世、出口丈人、寺脇研、轟夕起夫、中山治美、野島孝一、野村正昭、萩尾瞳、春岡勇二、樋口尚文、平山允、福永聖二、北條誠人、細谷美香、三浦理高、三留まゆみ、宮澤誠一、村山匡一郎、森直人、矢田部吉彦、柳下毅一郎、山根貞男、吉田伊知郎、渡辺浩、勝田友巳、鈴木隆

二次選考委員

作品部門:
[朝吹真理子]、[井筒和幸]、佐伯知紀(映画映像研究者)、斉藤綾子(明治学院大文学部芸術学科教授)、[富山省吾]
俳優部門:
石村加奈(映画ライター、評論家)、掛尾良夫(城西国際大招へい教授)、金澤誠(映画祭コーディネーター)、[滝田洋二郎]、冨田美香(国立映画アーカイブ主任研究員教育・発信室長)、三沢和子(映画プロデューサー)、佐藤雅昭(スポーツニッポン特別編集委員)
スタッフ部門:
荒木啓子(ぴあフィルムフェスティバルディレクター)、[今井雅子]、勝田友巳([毎日新聞社]]学芸部長)、小林淳(映画音楽著作家)、坂野ゆか(川喜多記念映画文化財団チーフコーディネーター)、佐藤朋有子(美術監督)、立田敦子(映画評論家)、田辺信道(録音監督)、[[藤石修]、[万田邦敏]、森直人(映画評論家、映画ライター)
ドキュメンタリー部門:
石坂健治(日本映画大教授)、[城戸久枝]、[ジャン・ユンカーマン]、[谷岡理香]、藤岡朝子(山形国際ドキュメンタリー映画祭理事)、野村正昭、渡辺勝之、勝田友巳
* アニメーション部門:
[岩井澤健治]、[片渕須直]、陣内利博(武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科教授)、高瀬康司(アニメーション研究・批評)、和田敏克(東京造形大准教授)、原口正宏、藤津亮太、勝田友巳

まとめ

第77回毎日映画コンクールは、日本の映画文化を支える重要な映画賞です。選考委員の専門性と多角的な視点によって、2022年の優れた映画作品が選ばれました。受賞作品は、今後の日本映画界を牽引していく存在として、注目されています。

もう一度検索