第83回都市対抗野球大会予選

第83回都市対抗野球大会 地区予選

第83回都市対抗野球大会の本戦に出場するチームを決めるため、全国各地区で予選が開催されました。この記録は、本戦への扉を開く代表決定戦を含む、全国で実施された全557試合の結果をまとめたものです。各チームが都市の代表として戦う栄誉を懸け、白熱した試合を繰り広げました。

北海道地区

北海道地区では、1次予選を経て2次予選を実施。多くのチームが参加する中、最終的にJR北海道が代表決定戦を制し、本戦出場を果たしました。

東北地区

東北地区は、青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島の各県で1次予選を行い、勝ち抜いたチームが東北2次予選に進出しました。東北2次予選は予選リーグ後にトーナメント方式で行われ、TDKと七十七銀行が見事、本戦への切符を手にしました。

北信越地区

北信越地区の予選は、新潟、長野、そして福井・石川・富山合同の各県1次予選から始まりました。各予選を突破したチームによる北信越2次予選では、予選リーグとトーナメントを経て、伏木海陸運送が激戦区を勝ち抜き代表となりました。

北関東地区

茨城、栃木、群馬の3県で1次予選を実施後、北関東2次予選が行われました。2次予選では、1回戦を勝ち上がったチームによる代表決定リーグ戦が組まれ、富士重工業と日立製作所が本戦出場を決めました。

南関東地区

南関東地区は埼玉、千葉の2県予選通過チームに推薦を加えたチームが南関東2次予選で対戦しました。2次予選はトーナメント方式で行われ、Honda、日本通運、JFE東日本がそれぞれ代表の座を射止めました。

東京地区

東京都では1次予選を勝ち抜いたチームとシードチームによる2次予選が行われました。トーナメント形式で争われた結果、NTT東日本、明治安田生命、セガサミーが本戦出場権を獲得しました。なお、前年度優勝のJR東日本は推薦出場となりました。

西関東地区

西関東地区の予選は神奈川、山梨の県予選を通過したチームにシードを加えたチームで争われました。西関東2次予選はトーナメント形式で進行し、東芝とJX-ENEOSが本戦出場を決めました。

東海地区

東海地区は、静岡、愛知、三重の県予選、そしてこれらの県予選を勝ち抜いたチームによる広域1次予選を経て、多数の強豪が集まる東海2次予選が開催されました。2次予選は予選リーグ後に複数の代表決定トーナメントが行われ、東邦ガス、王子製紙、トヨタ自動車、ジェイプロジェクト、JR東海、ヤマハの6チームが本戦への出場権を得ました。

近畿地区

近畿地区の予選は、滋賀、京都、奈良、大阪・和歌山合同、兵庫の各府県予選および広域予選から近畿2次予選へと進みました。多岐にわたるトーナメント戦が繰り広げられた近畿2次予選を制したのは、パナソニック、NTT西日本、日本生命、日本新薬、三菱重工神戸の5チームです。

中国地区

中国地区では、岡山・鳥取・島根、広島、山口の各県1次予選および中国1次予選を通過したチームが中国2次予選で対戦しました。中国2次予選は予選リーグ後に決勝トーナメントが行われ、伯和ビクトリーズとJFE西日本が本戦出場を決めました。

四国地区

四国地区の予選は、1次予選をリーグ戦形式で実施し、上位チームが2次予選に進みました。2次予選のトーナメント決勝では、四国銀行がJR四国を破り、本戦への道を切り開きました。

九州地区

九州地区では、福岡、佐賀・長崎合同、大分・熊本合同、宮崎・鹿児島合同、沖縄の各県1次予選から九州2次予選へと進みました。多数のチームが参加した九州2次予選は複数の代表決定トーナメントで行われ、JR九州、Honda熊本、九州三菱自動車の3チームが本戦出場権を獲得しました。

全国各地で繰り広げられたこれらの予選を勝ち抜いたチームが、都市の誇りを胸に、第83回都市対抗野球大会の舞台へと駒を進めました。各地区の代表として戦う彼らの活躍に注目が集まりました。

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