第88回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会

第88回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会

第88回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会は、2021年11月から12月にかけて行われた国内のバスケットボールの重要な大会です。今年度の大会は、ENEOSがデンソーを破って9大会連続、そして通算で26回目の優勝を果たしました。

大会の背景と日程

当初、1次ラウンドは全47都道府県の予選を勝ち上がったチームが参加する予定でしたが、コロナウイルスの影響により中止となりました。そのため、前回大会と同様に、今回も縮小された形での開催となりました。

2021年11月27日と28日の2日間には、Wリーグに所属する全13チームと地域ブロックから推薦された9チーム、合計22チームが参加する2次ラウンドが新潟、大阪、愛媛の3か所で行われました。さらに、2次ラウンドを勝ち上がった8チームは、12月15日から19日にかけて国立代々木競技場第二体育館で開催されたファイナルラウンドに進出しました。

主催・共催・協賛

この大会は日本バスケットボール協会が主催し、共同通信社が共催して行われました。また、2次ラウンドからファイナルラウンドにかけては、都道府県のバスケットボール協会が主管を務めました。協賛企業としては、モルテンが名を連ねています。

2次ラウンド

2次ラウンドは2021年11月27日と28日に開催され、次の会場が使用されました：

• - 新潟大会：新潟市東総合スポーツセンター（新潟県）
• - 大阪大会：堺市立金岡公園体育館（大阪府）
• - 愛媛大会：愛媛県総合運動公園体育館（愛媛県）

出場チームは、Wリーグの13チームに加え、地方ブロックからの代表8チームの計21チームでした。

ファイナルラウンド

ファイナルラウンドは12月15日から19日にかけて行われ、完全に勝ち上がった8チームが国立代々木競技場第二体育館に集まりました。このラウンドでは準々決勝から決勝までが行われ、すべての試合がハイレベルな戦いとなりました。

出場チーム

ファイナルラウンドに進出したチームは、すべて2次ラウンドを勝ち抜いたチームで構成されました。出場したチームにはWリーグの強豪や地方ブロックの代表チームが含まれていました。

• - Wリーグからの出場：ENEOSなど
• - 地方ブロック代表：北洋大学（北海道）、山形銀行（山形県）などが名を連ねています。

個人賞

大会中の個人パフォーマンスも注目され、MVPにはENEOSの林咲希選手が選ばれ、初受賞となりました。また、ベスト5も彼女を含む選手達が受賞し、以下の選手が選ばれました：

• - 林咲希（ENEOS）
• - 渡嘉敷来夢（ENEOS）
• - 岡本彩也花（ENEOS）
• - 髙田真希（デンソー）
• - 赤穂ひまわり（デンソー）

まとめ

第88回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会は、コロナ禍の中でも選手たちが奮闘する素晴らしい大会でした。ENEOSの連覇は、チームの実力を再確認させる結果であったと言えるでしょう。

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