第92回都市対抗野球大会

第92回都市対抗野球大会

第92回都市対抗野球大会は、2021年11月28日から12日間の日程で、東京ドームを舞台に熱戦が繰り広げられました。この大会は、都市対抗野球の歴史の中で、数々の記憶に残る出来事を刻みました。

大会概要

東京オリンピックの延期に伴い、前年に引き続き11月開幕、12月閉幕というスケジュールで開催されました。日本野球連盟が2020年12月18日に大会日程を発表し、11月28日の開幕が決定しました。11月開幕は過去にも例がありますが、開会日が1週間程度遅れたため、史上最も遅い開幕となりました。

各地での予選は3月27日の奈良県予選を皮切りに始まり、10月12日に東京都代表のJR東日本が出場を決めたことで、全32チームが出揃いました。今大会では、札幌市・北海道ガスと小山市・エイジェックが創部4年目での初出場を果たし、八尾市・ミキハウスが16年ぶりに本戦へ駒を進めました。一方で、川崎市・東芝は13年ぶりに出場を逃すという波乱もありました。

前年優勝のHondaは1回戦で姿を消し、東京都勢が快進撃を見せました。準決勝では、東京都代表の3チームが激突し、決勝戦では東京ガスがHonda熊本の猛追を振り切り、悲願の初優勝を飾りました。

ファンサービスとコロナ対策

今大会では、ファンサービスの一環として、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの今市隆二氏が「都市対抗野球スペシャルサポーター」に就任。開会式で任命式が行われました。また、新型コロナウイルス感染症対策として、入場者数を15,000人に制限し、全席指定、試合ごとの入替制を採用。チケットはオンラインと窓口で販売されました。応援は許可されましたが、郷土芸能の披露は見送られました。

延長戦については、準決勝までは試合時間に関係なく、決勝戦では試合開始から4時間以上経過した場合、10回以降1アウト満塁からタイブレークが導入されました。10回は打順選択制で、より戦略的な試合展開となりました。

試合結果

以下に、試合結果の詳細を記します。

1回戦

第1試合（11月28日）
第2試合（11月28日）
第3試合（11月28日）
第4試合（11月29日）
第5試合（11月29日）
第6試合（11月29日）
第7試合（11月30日）
第8試合（11月30日）
第9試合（11月30日）
第10試合（12月1日）
第11試合（12月1日）
第12試合（12月1日）
第13試合（12月2日）
第14試合（12月2日）
第15試合（12月2日）
第16試合（12月3日）

2回戦

第1試合（12月3日）
第2試合（12月3日）
第3試合（12月4日）
第4試合（12月4日）
第5試合（12月4日）
第6試合（12月5日）
第7試合（12月5日）
第8試合（12月5日）

準々決勝

第1試合（12月6日）
第2試合（12月6日）
第3試合（12月7日）
第4試合（12月7日）

準決勝

第1試合（12月8日）
第2試合（12月8日）

決勝

第1試合（12月9日）

表彰選手等

今大会で活躍した選手たちには、様々な賞が贈られました。

まとめ

第92回都市対抗野球大会は、東京オリンピックの影響を受けながらも、多くのドラマを生み、ファンを魅了しました。東京ガスの初優勝は、都市対抗野球の歴史に新たな1ページを刻みました。大会を通じて、選手たちの熱い戦いと、都市対抗野球の魅力を改めて感じることができました。

外部リンク

第92回都市対抗野球大会（一球速報.com）

もう一度検索