第93回都市対抗野球大会

第93回都市対抗野球大会の概要

第93回都市対抗野球大会は、2022年7月18日から12日間にわたり、東京ドームを舞台に開催されました。毎日新聞社と日本野球連盟が主催するこの大会は、都市対抗野球の頂点を決める伝統ある大会です。東京オリンピックの影響で11月開催となっていたものが、3年ぶりに7月の開催に戻ったことでも注目を集めました。

3月12日に愛知県での一次予選を皮切りに、全国各地で予選がスタート。6月13日には、本戦に出場する全32チームが決定しました。今大会では、上市町・ロキテクノ富山が初出場を果たし、新たな歴史が刻まれました。

大会での熱戦

1回戦から波乱が続出し、札幌市・北海道ガスと八尾市・ミキハウスが本戦初勝利を挙げるなど、各チームがしのぎを削りました。決勝戦では、西関東第2代表として出場した横浜市・ENEOSが、前年度優勝で推薦出場の東京都・東京ガスとの激戦を制し、自身が持つ大会最多優勝記録を12回に更新しました。

ENEOSは、10-11月に開催された第47回社会人野球日本選手権大会への出場権も獲得。都市対抗優勝による推薦枠での出場でしたが、JABA九州大会でも優勝していたため、日本選手権の関東地区代表枠が1つ増え、5枠となることも決定しました。

個人記録とハイライト

今大会で最も輝いた選手の一人が、ENEOSの度会隆輝外野手です。橋戸賞、若獅子賞、打撃賞の三冠を達成しました。橋戸賞と若獅子賞の同時受賞は史上3人目であり、野手としては初の快挙となりました。また、今大会を通じての本塁打は49本に達し、過去15年間で最多となりました。

大会トーナメント

以下は今大会の試合結果です。

1回戦
第1試合（7月23日）
第2試合（7月23日）
第3試合（7月24日）
第4試合（7月24日）
第5試合（7月24日）
第6試合（7月25日）
第7試合（7月25日）
第8試合（7月25日）
準々決勝
第1試合（7月26日）
第2試合（7月26日）
第3試合（7月27日）
第4試合（7月27日）
準決勝
第1試合（7月28日）
第2試合（7月28日）
決勝
* 第1試合（7月29日）

表彰選手

今大会では、数々の選手が素晴らしい活躍を見せ、表彰されました。特に度会隆輝選手の三冠達成は、大会を大いに盛り上げました。

まとめ

第93回都市対抗野球大会は、記録的な本塁打数や、ENEOSの圧倒的な強さ、そして度会隆輝選手の活躍など、多くの見どころがありました。3年ぶりの7月開催となったこの大会は、野球ファンにとって忘れられない記憶として刻まれたことでしょう。

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