第99回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会

第99回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会 概要

2023年9月から2024年3月にかけて開催された「第99回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」（EMPEROR’S CUP BASKETBALL 2023-24）は、日本のバスケットボールにおける最高峰のカップ戦として知られています。この大会は、公益財団法人日本バスケットボール協会（JBA）が主催し、共同通信社や共同通信加盟新聞社が共催として名を連ねています。

大会の運営は、JBAを中心に、各ラウンドの特性に応じて都道府県協会やBクラブが主管として協力する体制がとられました。後援については、開催時点では未定となっていましたが、多くの組織によって支えられて開催されました。また、協賛としては、モルテンが1次ラウンドからファイナルラウンドまでをサポートしたほか、ファイナルラウンドについても協賛が予定されていました。

この第99回大会には、合計で103チームが参加しました。参加チームは、B1リーグ、B2リーグ、B3リーグに所属するプロクラブに加え、各都道府県を代表するチームで構成されており、日本のバスケットボール界全体が参加するノックアウト方式のトーナメントとして実施されました。

大会は複数のラウンドを経て進行しました。

最初の段階である1次ラウンドは、2023年9月16日と17日の2日間で開催されました。このラウンドには、全国47都道府県の代表チームが参加。会場は東日本、中日本、西日本の3カ所に分かれ、岩手県の一関市総合体育館（ユードーム）、新潟県の佐渡市総合体育館（ヒルトップアリーナ佐渡）、長崎県の長崎県立総合体育館（アリーナかぶとがに）が使用されました。ここで勝ち上がったチームが次のラウンドに進出しました。

続く2次ラウンドは、2023年9月22日から24日にかけて開催されました。このラウンドからは、B1リーグの前年度3位以下のチーム、B2リーグ全チーム、B3リーグ全チームに加え、1次ラウンドを突破したチームが合流し、総勢61チームが参加しました。北海道、秋田、栃木、群馬、長野、富山、石川、和歌山の全国8カ所の体育館が会場となり、激しい戦いが繰り広げられました。

3次ラウンドは、年が明ける前の2023年12月13日に行われました。このラウンドには、2次ラウンドを勝ち抜いた8チームが進出。会場は、勝ち進んだB1リーグ上位クラブのホームアリーナがあるエリア内で設定され、神奈川県の川崎とどろきアリーナや横浜国際プール、東京都のアリーナ立川立飛、愛知県のドルフィンズアリーナなどが使用されました。

クォーターファイナル（準々決勝）は、2024年1月10日に開催されました。3次ラウンドを突破した4チームによって争われ、引き続きB1リーグ上位クラブのホームエリア内のアリーナ、具体的には川崎とどろきアリーナや横浜武道館が会場となりました。

セミファイナル（準決勝）は、2024年2月14日に実施されました。このラウンドからは、前年度のB1リーグで1位と2位だったチームがシードとして登場。クォーターファイナルを勝ち上がった2チームと合わせて4チームが対戦しました。会場は、前年度B1の上位2チームのホームエリアにある沖縄アリーナ（琉球ゴールデンキングスホームエリア内）と船橋アリーナ（千葉ジェッツホームエリア内）で行われました。

そして、大会のフィナーレを飾るファイナル（決勝）は、2024年3月16日に開催されました。セミファイナルを勝ち抜いた2チームが、埼玉県さいたま市にあるさいたまスーパーアリーナという日本有数のアリーナで、栄光の天皇杯獲得を目指して激突しました。

大会を通じて行われた各試合の結果、そして最終的な個人賞の詳細については、提供された情報には含まれていませんが、各ラウンドで多くの熱戦が展開されたことが伺えます。大会の公式な情報や詳細な結果、個人賞については、大会公式サイトなどで確認することができます。

この大会は、アマチュアからプロまで、全国各地のチームが集い、日本のバスケットボールのレベル向上と普及に貢献する重要なイベントとして、第99回という歴史を重ねて開催されました。

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