箕面市立文化芸能劇場

箕面市立文化芸能劇場について

箕面市立文化芸能劇場（みのおしりつぶんかげいのうげきじょう）は、大阪府箕面市に位置する多目的芸術施設です。この劇場は、2021年5月に開館し、北大阪急行電鉄南北線が箕面市に延伸された際の再開発プロジェクトの一環として設計されました。

設立背景と特徴

施設は、約138億円の総事業費が投入され、箕面市立船場図書館、船場生涯学習センター、そして箕面船場駐車場と一体となった複合施設の中に存在します。建物の1階から4階にかけて劇場が配置されており、周辺の公共スペースともスムーズに接続されています。

また、外観は網目状にデザインされており、地域の特性と歴史を反映しています。このデザインは、船場地域が持つ繊維団地としての背景と、箕面市の名前の由来となっている農具の「箕」を象徴的に表現しているのです。

施設の概要

• - 開館時間：午前9時から午後10時まで
• - 休館日：月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始（12月29日から1月3日まで）

大ホール

大ホールは、1401席を有し、内訳は1階席935席と2階席466席、さらに5席の車椅子席が設けられています。このホールはプロセニアム形式でデザインされており、内装は箕面大滝をイメージして作られています。水の流れる様子を視覚的に表現しており、来場者に独特の雰囲気を提供します。

小ホール

小ホールは300席（うち5席は車椅子席）を有するシューボックス型のホールで、親密感のあるステージ体験を提供します。また、リハーサル室も完備されており、さまざまなイベントやリハーサルにも対応できる柔軟性があります。

アクセス

劇場へのアクセスは非常に便利で、北大阪急行電鉄南北線の箕面船場阪大前駅からすぐの位置にあります。このため、公共交通機関を利用する来場者には大変便利です。

周辺の施設

箕面市立文化芸能劇場は、周囲にさまざまな公共施設が集中しています。特に同じ建物内には箕面市立船場図書館があり、大阪大学附属図書館の外国学図書館が一体運用されています。また、船場生涯学習センターや箕面船場駐車場も近隣にあり、地域の文化活動の中心地としての役割を果たしています。他には、隣接する箕面市立船場広場や箕面船場第一駐輪場、さらに大阪大学箕面キャンパスも近くに位置しています。

このように、箕面市立文化芸能劇場は、地域の文化的な交流を促進するための重要な拠点となることを目的としており、今後も多様なプログラムが展開されることが期待されています。

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