篠塚満由美

篠塚 満由美のプロフィールと業績

篠塚満由美（しのづか まゆみ）は、1954年9月12日生まれの日本の作詞家、歌手、そしてものまねタレントです。千葉県出身で、教育を受けたのは大妻女子大学短期大学部です。彼女の音楽活動は、1970年代から続いており、特にその独特な音楽スタイルと多才な才能で知られています。

来歴

篠塚は1973年に日本テレビのオーディション番組『スター誕生!』で最優秀賞を受賞し、その結果グランドチャンピオンとしての地位を確立しました。翌年の1974年には「パパはもうれつ」でレコードデビューを果たしましたが、当初はヒット曲には恵まれず、さまざまな活動を試行錯誤しました。

その後、篠塚は「マミー&オールディーズファミリーバンド」のメンバーとしても活動し、ソロ歌手としての活動とは異なるフィールドで活躍を見せました。また、1980年代には作詞家としての才能も発揮し、数多くのアイドル歌手に楽曲を提供しました。

特に1982年には、林ゆたか＆パームスプリングスにボーカルとして参加し、その後のキャリアに新たなステージを加えました。やがて、1980年代後半にはフジテレビの『ものまね王座決定戦』に出演し、松居直美や斉藤ルミ子、松本明子と共に「ものまね女四天王」として一世を風靡しました。これにより、彼女はものまねタレントとしても広く知られるようになりました。

1991年には松下桂子とのユニット「しじみとさざえ」を結成し、短期間ながらもユニークな活動を展開しました。このユニット名はそれぞれのものまねレパートリーに由来しています。その後も日本テレビの『ものまねバトル』に出演し、引き続きその才能を披露しました。

芸能活動の中断と再開

2001年には、親の介護のために芸能活動を一時休業しましたが、2011年頃から林ゆたか&パームスプリングスでの活動を再開し、再びファンの前に姿を見せました。ところが、2014年には体調不良により再び活動を停止せざるを得ませんでした。

2018年には歌手としての活動を再開し、Instagramを開設するなど、SNSを通じた新たなファン層へのアプローチを試みています。

ディスコグラフィ

篠塚の音楽キャリアは多岐にわたり、シングルやアルバム、テレビアニメの主題歌など多岐にわたります。彼女の代表的なシングルとしては、「パパはもうれつ」があり、音楽アルバムとしては「ロックン・ロール・パーティー」や「TURNING POINT」が存在します。また、テレビアニメ『七つの海のティコ』ではいくつかの楽曲の作詞を手掛けています。

作詞活動

篠塚は作詞家としても非常に多才であり、日本の数々のアイドル歌手に対して多くの楽曲を提供しています。中森明菜の「Bon Voyage」や田中久美の「少女の中の悪魔」など、数々のヒット曲を生み出しました。彼女の作詞のスタイルは、感情を豊かに表現することに重きを置いています。

篠塚満由美は、作詞家、歌手、そしてものまねタレントとしての多彩なキャリアを持つアーティストであり、今もなお多くのファンに支持されています。彼女の音楽とパフォーマンスは、多者にインスピレーションを与え続けています。

もう一度検索