篠宮暁

篠宮暁とは

篠宮暁（しのみや あきら）は、日本のお笑い芸人で、1983年2月8日生まれです。彼は京都府京都市の出身で、松竹芸能に所属しています。篠宮はかつてお笑いコンビ「オジンオズボーン」のボケ担当およびネタ作りを行い、2022年末にコンビが解散しましたが、現在も「オジンオズボーン篠宮暁」の名義で活動しています。

特技と好み

篠宮の特技は作詞や作曲であり、自身のブログには自作の楽曲の歌詞が掲載されています。彼の代表的な作品には「ナツサマー」や「せつなさ海岸」、「口に何でも入れたがる子供」があります。これらの作品は、ネタの中でも歌として披露されることがあり、彼の芸風の一部となっています。また、彼は特撮作品、とりわけ『ウルトラマン』に強い興味を持っています。『ウルトラマン』のフィギュアを所有している他、自身のブログにはその週のスーパーヒーロータイムについての感想も綴っています。この特撮への情熱が高じて、彼は『仮面ライダー電王』や『仮面ライダーディケイド』といった作品にも出演経験があります。

篠宮はまた、安田大サーカスの団長との親交があり、かつては居留守を使ったこともあるようです。彼の好物はつくねで、プライベートでも楽しんでいるようです。

コメディアンとしての活動

彼は2009年8月に放送された『エンタの神様』でキャラクター「クライザーIII世」として初めて登場しました。このキャラクターは、映画「デトロイト・メタル・シティ」のパロディであり、絶叫でネタを締めくくるスタイルが特徴です。この番組での活躍により、篠宮はその後、約一年間ほぼレギュラー出演を果たしました。また、彼は2014年に第1子（男子）、2017年に第2子（女子）を持つ父でもあります。子どもの名前には「との」と名付けており、これは特撮作品「侍戦隊シンケンジャー」に登場する「殿」から名付けたものです。

解散後の活動

オジンオズボーン解散後も、彼はコンビ名を残して活動しています。この理由として、彼は「捨てる理由はない」と述べ、名残惜しさを感じていることを示しました。ピン芸人として活動を続ける中で、テンポの速い一発ギャグやさまざまな芸を次々と披露しており、コラボイベントにも積極的に参加しています。

漢字に関する活動

特に注目されているのが、篠宮が取り組んでいる「漢字の覚え方」です。彼は複雑な漢字をリズムに乗せて分解し、それを覚えやすくするという独自のスタイルを確立しました。2019年にはTwitter上で「漢字『鬱』の覚え方」を投稿し反響を呼び、その後「秒で漢字暗記」という動画を自身のYouTubeチャンネルでも公開しました。さらに、2020年には「オジンオズボーン篠宮暁の秒で暗記! 漢字ドリル」と題したムック本も出版し、漢字教育に貢献する活動も行っています。篠宮は2021年には日本漢字能力検定準1級にも合格しており、また同じ年の4月には日本大学の通信教育部に入学、国語の教員免許取得も目指しています。

大林ひょと子としての活動

「大林ひょと子」とは、篠宮が演じるキャラクターで、ひょっとこの面を被った不思議な存在です。このキャラクターは「ひょっとこクイズ」というネタで話題を呼び、単独ライブも開催されています。設定上、大林ひょと子は篠宮とは異なる人格を持つとされ、オジンオズボーン篠宮との共演ライブも行われています。

メディアへの出演

篠宮のメディア出演も非常に多彩です。テレビ番組、ドラマ、映画、WEB番組など幅広く活動しており、特にバラエティ番組では彼の個性が光ります。例えば『エンタの神様』や『アメトーーク!』などのショーにおいて、彼は数々のキャラクターを演じ分け、観客を楽しませています。彼の多才な活動は、今後の芸人としての展望を明るく照らしています。

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