米原市立大東中学校

米原市立大東中学校

米原市立大東中学校（まいばらしりつ だいとうちゅうがっこう）は、滋賀県米原市池下にある公立の中学校です。約1キロの距離には滋賀県立伊吹高等学校と米原市立大原小学校が位置しており、地域の教育環境とも密接に関わっています。

学校目標と教育方針

大東中学校では「自然に学ぶ」という校訓のもと、豊かな人間性、確かな学力、そしてたくましい体力の育成を教育方針として掲げています。また、校内には以下の合言葉が大切にされています。[元気、笑顔、挨拶、優しさ、そして学び]というフレーズは、生徒たちに求められる姿勢を表しています。

部活動

同校の部活動には特に陸上競技部が有名で、かつては県内屈指の強豪校として知られていました。中体連主催の県大会では、春の大会で通算10回、夏の大会で通算15回、秋の大会で通算11回の総合優勝を達成しています。特に昭和47年から昭和50年にかけての10季連続総合優勝や、昭和47年から昭和55年までの夏の県大会で9連覇した功績は、まさに記録的なものでした。現在、陸上王国の復活を目指して部活動の再建が進められています。

アクセス

学校へのアクセスは、JR東海道線の近江長岡駅から徒歩で約30分ほどです。地域の子どもたちが快適に通学できる環境が整っています。

目指す生徒像

大東中学校では、以下のような生徒像が目指されています。しっかり挨拶し、掃除ができる生徒、ルールや時間を守れる生徒、仲間と協力し合える生徒、また、丁寧に聞き、はっきりと話すことができる生徒です。これにより、コミュニケーション能力や協調性を育てています。

目指す教師像

教師に求められる姿勢として、信頼され、厳しさと温かさを兼ね備えた存在であることが特徴です。教師は使命感を持って、指導力や資質向上に努め、責任と情熱を持って教育活動に取り組んでいます。

沿革

大東中学校の歴史は1947年に始まり、当初は東黒田村立黒田中学校と大原村立大原中学校の2校として設立され、その後1948年に学校組合立の山東中学校に改称されました。1949年には大東中学校に改名され、時の流れとともに名称が変化していきました。1955年には校旗が樹立され、1958年には生徒の標準服とスクールカラーが緑に決定され、校歌も制定されました。学校は長い歴史の中で数々の記念行事を行っており、1997年には創立50周年を迎えました。また、2009年にはバリアフリー化工事が完了し、より多くの生徒が通いやすい環境づくりが進められてきました。

通学区域と著名な出身者

通学区域は山東小学校、大原小学校区域に同じです。著名な出身者には、プロ野球選手の横川凱さんがいます。エネルギーと努力の象徴として、彼の存在は学校にとっても大きな誇りとなっています。

まとめ

米原市立大東中学校は、しっかりとした教育方針と伝統を持ちながら、次世代を担う生徒たちの育成に注力しています。また、周囲との連携も大切にし、地域社会に根付いた学校を目指しています。

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