米子エクスプレス京都号

米子エクスプレス京都号

米子エクスプレス京都号（よなごエクスプレスきょうとごう）は、鳥取県米子市と京都府京都市を結ぶ高速バス路線です。この路線は、京阪バスと日本交通の2社によって運行されており、全便は事前に座席指定が必要となります。利用者は、乗車券をあらかじめ購入することで、快適な移動が可能になります。

運行会社と便数

この路線は、京阪バスの洛南営業所が担当する昼行1往復に加え、日本交通の米子営業所が昼行で2往復を担当しています。また、京都での予約や発券は京阪京都交通でも行うことができます。運行本数は、毎日3往復であり、利用者に便利な時間帯を提供しています。

過去の運行会社

以前は、西日本ジェイアールバスも運行に加わっており、昼行便の1往復を担当していましたが、現在は京阪バスと日本交通の共同運行となっています。

経路と停車停留所

米子エクスプレス京都号は、京都駅烏丸口から出発し、国道1号線を経由して名神高速道路に入り、名神大山崎BS、名神高槻を経由して米子市に向かいます。途中、安富PAまたは加西SAで約20分間の休憩があります。なお、京都府内、大阪府内、鳥取県内での相互の乗降はできないルールとなっています。

沿革

この路線の運行は、1997年7月1日に京阪バスと日本交通の共同によって始まりました。1999年には名神大山崎および名神高槻に停車を開始し、2003年からは米子営業所発着の運行となります。2008年には飲料サービスが廃止され、2013年には西日本ジェイアールバスが参入しました。この結果、乗り場が八条口から烏丸口に移され、運行回数が増えましたが、2020年には西日本ジェイアールバスが撤退し、現在の運行形態になりました。

車内設備

米子エクスプレス京都号の車内には、3列独立シート（日本交通）、4列シート（京阪バス）、フットレスト、レッグレスト、トイレ、読書灯など、様々な設備が用意されています。時には「鬼太郎バス」が運行されることもあり、特別な体験を提供しています。

まとめ

米子エクスプレス京都号は、関西と鳥取を結ぶ重要な交通手段であり、座席指定制のため安心して利用できます。快適な車内設備と適切な休憩が設けられており、観光やビジネス等、さまざまな用途に対応しています。

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