米山寺 (柏崎市)

米山寺（べいざんじ）は、かつて越後国、現在の新潟県上越市に位置していた臨済宗の寺院です。医王山（いおうさん）という山号をもち、地域の人々にとって重要な存在でした。

歴史

米山寺の開山は雪心宗安（せっしんそうあん）という僧侶で、寺は1492年（延徳4年）に十刹（じっせつ）という、禅宗寺院における特別な地位に列せられました。十刹とは、室町幕府によって定められた禅宗の寺格の一つで、その格式の高さを示しています。

しかし、米山寺がいつ廃寺となったのか、その正確な年は記録に残っていません。寺の歴史や運営に関する詳細な記録が失われているため、その後の詳しい経緯は不明な点が多いです。

米山寺に関する歴史的な情報は限られていますが、十刹に列せられたという事実は、当時この寺が地域社会において重要な役割を果たしていたことを示唆しています。また、その存在は、地域の文化や歴史を語る上で欠かせない要素と言えるでしょう。

脚注

十刹：室町幕府によって定められた禅宗の寺格の一つ。五山の下に位置し、寺院の格式を表す。

関連項目

十刹

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