米沢則寿

米沢則寿（よねざわ のりひさ）

米沢則寿氏は、1956年3月12日生まれの日本の政治家です。現在、北海道帯広市長として4期目の任期を務めています。

経歴

米沢氏は帯広市出身で、帯広市立帯広第六中学校（現・帯広市立翔陽中学校）、北海道帯広柏葉高等学校を経て、北海道大学法学部を卒業しました。

1978年4月には石川島播磨重工業株式会社（現・株式会社IHI）に入社し、1985年11月には日本合同ファイナンス株式会社（現・株式会社ジャフコ）へ移籍しました。1989年からは6年間、ロンドンに駐在。1995年6月には北海道ジャフコ株式会社の取締役社長に就任し、2005年2月にはジャフココンサルティング株式会社の取締役社長に就任しました。

市長選挙

2010年、米沢氏は帯広市長選挙に無所属で出馬し、民主党と新党大地の推薦を受けました。元帯広市議会議長の上野敏郎氏（自由民主党、公明党推薦）ら2人の候補者を破り、初当選を果たしました。上野氏との票差は僅差の138票でした。

2014年の市長選挙では、自民党および共産党が対立候補の擁立を見送ったため、無投票で再選されました。

2018年の市長選挙では、政党本部の推薦は受けませんでしたが、立憲民主党帯広支部の推薦を受けて立候補。自民党支部は米沢氏に対し「応援」の方針にとどまりました。前市議会議長の小森唯永氏を破り、3選を果たしました。

2022年の市長選挙では、政党の推薦は受けませんでしたが、立憲民主党帯広支部は独自に「応援」、自民党支部は自主投票としました。前回に続き立候補した小森氏ら2人を破り、4選を果たしました。

市政

米沢氏は市長として、帯広市の活性化に尽力しています。2016年7月3日には、アウトドア総合メーカーのスノーピークと地域社会の活性化などを目的とする包括連携協定を締結しました。2017年4月5日には、スノーピーク、電通などと共同出資で「株式会社デスティネーション十勝」を設立。冬季の集客に課題があった帯広市において、同社を通じてウィンターグランピングツアーなどを企画・実施しました。2021年3月31日、同社は観光庁の「観光地域づくり法人（DMO）」に登録されています。

外部リンク

帯広市長 米沢のりひさ公式サイト
市長室へようこそ 帯広市ホームページ
* ウィキニュースに関連記事があります。2016年1月のばんえい競馬【2016年2月12日】

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